読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1273895
0
話し方で 損する人 得する人
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第3章 職場・ビジネス編 この話し方で、評価が上がる!できる人になる!

『話し方で 損する人 得する人』
[著]五百田達成 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:34分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



ここからは仕事の場面での「得する話し方」をご紹介していきます。

プライベートと仕事では適切な話し方は異なります。めんどうでも、プライベートはプライベート、仕事は仕事、と話し方を切り替えるのが、最大のポイントです。


 

プライベートでは、空気を読んだり、共感したり、いわば「あいまいに」話すことも有効でした。一方、仕事ではあいまいなコミュニケーションは損をします。きちんとはっきりと、具体的に話すこと。これが得する話し方です。

たとえば、こんな会話はどうでしょうか?


 

「予算については、どのように考えておけばよいでしょうか?」

「まあ、それはゆくゆくご相談しながらということで」

「次回の会合はどうしましょうか?」

「それはまた追ってメールで調整しましょうかね」

「はあ……そうですか」

「じゃあ、そういう感じでひとつよろしくお願いします」

「……(そういう感じって何? なんにも決まってないんですけど)

話があまりにあいまいすぎて、ちっとも物事が進んでいないことがわかります。

このタイプの人と仕事で出くわすと、大変な思いをすることになります。例のように「のちほどメールで」「ゆくゆくご相談しながら」、あるいは「持ち帰って検討」ばかりで何も決めていかない。これは損な話し方です。


 

ほかにも「例の件、うまいことやっといてよ。よろしくね」といったあいまいで丸投げな指示が多い上司も困りますし、仕事のメールの末尾がいつも「よろしくお願いします」で、具体的な依頼がない人も困ります。

「確認のうえ、ご連絡ください」「○日までにお返事をいただければ幸いです」といった具体的な依頼がないと、「よろしくお願いされたけど、こっちはいったい何をしたらいいの?」と戸惑ってしまいます。


 

できる人と思われる超簡単なコツ

 

一方、得する話し方は具体的に話すことです。

そのためにも「とりあえず決める」習慣をつけましょう。

「あとで変更があるかもしれませんが」とことわったうえで「次回は○日にしましょう」と言うクセをつけましょう。

また、きちんと「数字」を交えて話すと、具体的な印象を与えることができます。「○月×日までに」「○個用意してください」「予算は○円でお願いします」など。そうすると「仕事がデキる人」と思われて、「得」をします。ビジネスにおいて「数字のない話」はあいまいになりがちです。数字を出して、具体的に話しましょう。


 

「得」ポイント


具体的に話すと、仕事がスムーズに進む


 



「仕事のコミュニケーションは具体的に」といっても、やたらと細かく具体的な指示を求めてしまう人は「損する人」です。いわゆる「指示待ち人間」ですね。


 

仕事を頼まれると「どうしたらいいですか?」「なぜですか?」「いつまでですか?」といった質問をやたらとする人がいます。

たとえば、「議事録をまとめておいて」と言われても「どんなふうにまとめたらいいですか?」と聞く。2つ以上の仕事を頼まれると「どちらから先にやったらいいですか?」とスケジュール管理を要求する。

頼んだほうとしては「そんなこと、自分で判断してくれよ……」と思ってしまうでしょう。


 

こまめな報告はサラリーマンの「護身術」

 

かといって「勝手に動けばいい」というわけでもありません。よかれと思って自分で判断したのに、「なんだそれは、聞いてないぞ」「言ったこととぜんぜん違うぞ」と、これまたイライラされてしまうこともあります。

ではどうするのがベストで、「得」する話し方なのでしょうか?

それは、勝手に動くのではなく「案を考えて提案する」ことです。


 

「○○の件、こうしようと思うんですがどうでしょうか?」


 

勝手に動くわけでもなく、指示をひたすら待つわけでもない。自分の頭で考えて、案を提案する。この案はいくつもあればよりいいでしょう。

これなら「ああ、じゃあAの方向でやってみて」「ここだけは修正しておいて」と言えるので、上司や関係者もとても楽ちんです。何より「この人はやる気があるな」と思われ、評価が上がる。つまり「得」をするのです。


 

細かな指示は求めない。 

そのかわり、細かく報告をする、というのも「得」をする話し方です。


 

「○○の件ですが、こんな感じで進んでます」


 

「予算の件ですが、先方からのお返事待ちで、明日までにご報告します」


 

などと逐一メールなり、口頭で耳に入れて共有しておくのです。

これはひとつは、サラリーマンとしての責任回避のためです。あとでトラブルになっても、共有をしておけば、「俺は聞いてない」と言われることはなく、少なくとも自分だけの責任にはなりません。

もうひとつは、体調不良などで休んでも仕事がきちんと進むようにするためです。いつ何があっても大丈夫なように、すべての情報を共有する。それが、チームで働く際の必須条件です。


 

細かな指示がないと動けないのは、まさに「受け身」であり「消極的」です。そういう人をまわりが評価するはずはありません。自ら考え、案を提示し、進捗を逐一報告する。これこそが得をするコミュニケーションなのです。


 

「得」ポイント


提案・報告・共有で、評価が上がる


 



「何? 相談って」

「それが、今度田中さんが異動になるじゃないですか」

「えっ、そうなんだ」

「で、私すごく田中さんにはお世話になってるじゃないですか。去年私がヘルニアで休んだとき、得意先を全部フォローしていただいたし。いや、私だけじゃないと思うんですよ、田中さん世話好きだから。それで……いやでも、あまり大げさなことをしちゃうのもどうかなと思って。かえって気をつかわせちゃったらあれだし、でも……」


 

自分から人に話しかけておいて、なかなか用件を言わない人がいます。

会話例でいえば、なんとなく田中さんの送別会、または田中さんへの贈り物について相談したいというのは伝わります。

でも、前置きが長いし、何を言いたいのかわからない。なかなか本題に入ってくれない。これはとても「損」な話し方でしょう。


 

シンプルに話すためには一度英語にする

 

得するのは、用件から話すことです。

そのためのコツとしては、とりあえず用件をひとつに絞ることです。

最初に用件を言えない理由は、相手に話したいことが多すぎて、用件をひとことにまとめられないことにあります。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:14097文字/本文:16644文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次