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ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 〈エッセンシャル版〉
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ルポ・エッセイ
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V 人間について

『ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 〈エッセンシャル版〉』
[著]白取春彦 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


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135 自分が正しいと思いこんでいる人は怠け者だ

 

自分の意見が絶対的に正しいと思いこんでいる人は、ある傾向の考え方だけをえんえんと頭の中にめぐらせていて、そのためにいつも同じか似たような結論を出してばかりいる。

こういう状態は、偏食する人と同じだ。習慣をくり返すばかりで、他の料理の味、別の見方、まったく別の考え方の道があることを知らない。こういう人は頑固で意志が強いように見えはするが、実は怠け者だったり、臆病かつ小心であることも少なくない。

(『哲学探究』)


 


136 行ないが人を表す

 

誰かの価値観や善悪の尺度を知りたかったら、その人に質問するよりもはるかに簡単で正確な方法がある。

それは、その人が何に対してしばしばほほえむかということだ。何に対してどういう素振りをするか。どんなものを好んで手に取ったり、何をもっぱら食べるか。どんなものをじっくりと見つめるか。何に気を引かれるか。

その人の行ない全体が、その人自身を表している。

(『美学、心理学および宗教的信念についての講義と会話』)


 


137 弱さとは苦しみを受けとろうとしないこと

 

人として弱いということは、生きていくうえで受けるべき苦しみを自分で受け取ろうとしないことだ。

(『哲学宗教日記』)


 


138 苦しみよりも安楽を求めるのが弱さだ

 

弱いということ。人として弱いということは、できるならば苦しみを遠ざけようとすることだ。

苦しみよりも少しでも安楽なほうを求めるということだ。

(『哲学宗教日記』)


 


139 人助けは自分が困らない程度にしかしないものだ

 

わたしたちは、さほど自分の努力や勇気が必要ではないと見こまれるとき、それほど(わずら)わしくはないだろうと思われるときに、誰か他人を助けようと思うものだ。

その人助けの間に、たとえば自分の世間体や評判がそこなわれそうだと少し感じられたりしたら、わたしたちはさっさと助けの手を引っこめてしまうのだ。

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