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できる人の人を動かす方法
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ルール32 自分がおぼれるなら助けない

『できる人の人を動かす方法』
[著]リチャード・テンプラー [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:3分
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大切な人が苦しんでいるのを見るのはつらいことだ。

大切な人の苦しみは、あなた自身の苦しみでもあるからだ。


 

苦しみを終わらせるために、できるかぎりのことをしたい。

そう決意したとして、さて、あなたは何をすべきだろう。

何が本当に苦しんでいる人の助けになるのだろうか。


 

あらゆる人助けに共通するルールが存在する。

これまで同様、私の長年にわたる観察に裏付けられたものだ。

どんな状況であっても、人助けをするなら

このルールに従ったほうが、必ずいい結果につながるはずだ。


 

どのルールも相手の自主性を尊重することを第一にしている。

自分が助けられる側になったときも、役に立つだろう。


 


助けを求めている人に手を貸せば、相手もあなたも幸せになれる。

お年寄りの荷物を運ぶ。知らない人に道を教える。仕事で疲れているパートナーの食事当番を代わる。忙しい同僚の代わりにコピーを取る。羽を怪我した鳥を助ける――こうした場合は、迷わず助けるべきだ。


 

しかし、もう少し深刻な状況の場合はどうだろう。

友達が大切な人を失って悲しんでいる。同僚が離婚の危機を迎えている─こうした場合、どんな対応が正しいのだろうか?

人は自分と似た経験をした人に助けを求めるものだ。経験を頼りにするのは、理にかなっている。相談されたほうも、自分が学んだことを伝えるのは嬉しいものだ。

しかし、愛する人の死や、自分自身の離婚などの場合、つらい経験を思い出し、あなた自身の傷口が開いてしまうかもしれない。

人助けをする前に、まず自分自身を守らなければならない。自分が弱っているときに、無理をして人助けをすることはない。


 

問題となる可能性があるのは、あなた自身の過去の傷だけではない。たとえば、アルコール依存など心の病気を抱えている人からは、どうしてもネガティブな影響を受ける。

人助けは大切だが、線引きも必要だ。そしてどこで線を引くかを決めるのは、あなた自身しかいない。人助けをするなら、自分が人助けに適した状態であることを自分で確認しなければならないのだ。そして、自分の状態がよくないなら「ごめんなさい。私も余裕がなくて、相談に乗れません」と、正直に伝えるべきだ。

もし、余裕がないときに、どうしても手助けする必要があるなら、あなたが相手と一緒におぼれることがないように、自分用の“酸素ボンベ”を確保しよう。

たとえば、一人で散歩に出る、友達に会う、スポーツジムに通うといったことだ。これだけでもずいぶん余裕ができるだろう。

自分の心に余裕がなければ、本当の意味での人助けはできない。人助けの出発点が、ここにあることを忘れないようにしよう。

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