『できる人の人を動かす方法』
[著]リチャード・テンプラー
[発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン
他人を助けるルールを集めた2章の最後に、指摘しておきたいことがある。助ける力があるからといって、必ず助けなければならないわけではないということだ。
自分が手を出せばいい結果になると確信しているとしても、大切なのは、ただいい結果を出すことではない。相手がどう思うかも同じくらい大切だ。
たいていの場合、人は誰かに助けられると「自分は大切にされている」「愛されている」と感じることができ、感謝の気持ちを持つ。