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極楽とんぼの吠え魂

『ラジオブロス』
[著]川野将一 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:18分
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2000年10月6日~2006年7月21日 毎週金曜 深夜1:00~3:00放送。TBSラジオ。パーソナリティ・極楽とんぼ(加藤浩次、山本圭壱)。(『加藤浩次の吠え魂』2007年4月~2008年9月 毎週金曜 深夜3:00~5:00放送。2008年10月~2010年4月 毎週金曜 深夜1:00~3:00放送。パーソナリティ・加藤浩次)


加藤「始まりましたよ、『極楽とんぼの吠え魂』」

山本「ついに来たね~、TBSに」

加藤「『アッコにおまかせ!』でクビになって、『(東京)フレンドパーク』で1回来た以来ですよね」

山本「『フレンドパーク』でも数字が良くなくて、『(オールスター)感謝祭』にも呼ばれずにね」


2000年10月6日、深夜1時、激しく犬が吠える音声の付いたタイトルとともに、

「JUNK」の冠が付く以前にTBSラジオでスタートした『極楽とんぼの吠え魂』。

彼らは、名前の入った新番組の開始に喜び勇む他のコンビとは明らかに違う、

不穏な雰囲気でケンカ腰で番組を始めた。


ただ、ふたりの“ケンカ腰”は意味が違う。

「極楽とんぼVS××××」ではなく「加藤浩次VS山本圭壱」。

何があっても、口角泡を飛ばしながらケンカを始めるのは、

マイクの設置されたテーブルに向かい合って座る、その2人だった。

それは「謝罪」から始まった、2002年1213日の放送でも例外ではなかった。


加藤「このたびは本当に書類送検を受けたこと、反省しています」

山本「皆さんに多大なるご迷惑をかけたことをお詫びします」

加藤「なんていっていいのか、犯罪者がラジオやってて、

降ろせみたいな意見もあると思いますけど、私たちも生活しているんです」

山本「一生懸命やった行動が、たまたま何人かの方に不快に思われ、

110番通報されたことによって、書類送検され報道されてしまいました」

加藤「スポーツ新聞では“極楽ちんぽ”と揶揄されましたが、

私たちも芸風が悪ノリしてナンボみたいなことがございますので…」

山本「まぁ、男性なら“チンポ”はおありでしょう。…そんな感じです」


この時の謝罪の原因は、2002年11月2日の桜美林大学の学園祭。

ステージに登場した極楽とんぼは、フリートークの中で、

ラジオの罰ゲームで山本が「包茎手術」をしたエピソードを話すと、

学生でごった返す観客席のどこからともなく上がり始めた「脱げ! 脱げ!」コール。

血気盛んな若い芸人魂に理性が勝てるはずはなく、ステージ中央で

山本は「包茎バンザイ!」と叫び、数秒間の“開チン”を披露した。


加藤「ほんとにねぇ、ほんとに申し訳ないなぁとは思ってますよ。

でも、僕がしてないっていうのは、娘に対して救いになったかなぁと…」

山本「実際、脱いでしまったのは僕なんですが“脱げ! 脱げ!”コールをしたのは学生さんだし、

学生さんに見せてみろよと言ったのは加藤です。僕はそれで見せただけ。脱いだだけ…」


ここでリスナーの耳にだけは、確かにゴングの音が響いて聴こえた。


加藤「なんで出したんだよ、お前!」

山本「お前が出せって言ったんだろ!

お前が“昔の極楽とんぼだったらやってるぞ”って言うから!」

加藤「なんで出すかなぁ~! 分かりそうなもんだろ!」

山本「反省はしてるよ! してるけど、お客さんにのせられたんだよ!

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