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齋藤孝のガツンと一発文庫 第1巻 勉強なんてカンタンだ! これで受験も大丈夫
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教育
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パート1 勉強なんてカンタンだ!

『齋藤孝のガツンと一発文庫 第1巻 勉強なんてカンタンだ! これで受験も大丈夫』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:1時間17分
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1 (べん)(きょう)ラクラク(だい)(さく)(せん)




〓(べん)(きょう)」っていう()(だい)キライ!



 みんな、そこにお(すわ)り。


 これから、(べん)(きょう)(かん)するおもしろいお(はなし)をします。


 この(はなし)()けば、

「なあんだ、(べん)(きょう)って、そういうことだったのかぁ」

「なんのために(べん)(きょう)をするのか、やっとわかったぞ」

「テストのときは、こうやればよかったんだね」

「コツがわかっちゃえば、なんだ、それでいいの? って(かん)じだよね」


 と(おも)えること、まちがいなしだ。


 この(ほん)()()ったキミは、それだけで、(べん)(きょう)がラクになる。(がっ)(こう)(じゅ)(ぎょう)もラクショウ!


 そんなお(はなし)(しゅっ)(けつ)(だい)サービスしちゃう。おトクでしょ? だから、ぼくの(はなし)()きたまえ。


 (べん)(きょう)って、そもそもなんだっけ?


 (べん)(きょう)というのは、いま(おも)()してみると、ぼくはすごくキライだったんだよね。


 ぼくは、(とう)(きょう)(だい)(がく)という(だい)(がく)()きました。いわゆる「(とう)(だい)」です。

(とう)(だい)()ったくせに、(べん)(きょう)がキライだなんて()うんじゃないよ」


 というふうに(おも)うかもしれないけれども、ほんとうにキライだった。


 なぜキライだったかというと、「(べん)(きょう)をしろ」と()われるのがイヤだったんだ。


 それともうひとつ、ただイメージだけなのだけれど、「(べん)(きょう)」ということばそのものがキライだった。だって、()(わる)いでしょう。


 まず「(べん)」の()(つと)めるというのが、なにか(きび)しい(かん)じがする。


 そして「(きょう)」という(かん)()からは、(ごう)(いん)にやれ! という(かん)じを()ける。


 でもね、この()()るとイヤなんだけれど、(べん)(きょう)(ない)(よう)をひとつひとつバラバラにして(かんが)えてみると、そんなにイヤなものでもなかったんだ。


 (じっ)(さい)に、ほんとうに(べん)(きょう)がキライだったかと(おも)(かえ)してみると、じつは、(こく)()(じゅ)(ぎょう)()きだったし、(ちゅう)(がく)(はい)ったときには(えい)()(じゅ)(ぎょう)()きだった。じゃあ、(さん)(すう)はキライだったかというと、そんなこともない。


 つまりパート1で()いたいのは、こういうことだ。

「“(べん)(きょう)”をぜんぶまとめて()きだ、キライだ、と()うのをやめて、ひとつひとつをバラバラにして(かんが)えてみよう!


 そうすれば、じつのところ、ひとつひとつはそんなにイヤなものじゃないぞ!」


 っていうことなんだ。



〓(べん)(きょう)はアタマのスポーツだ!



 まずはじめに、みんなに(だい)()なことを(はな)しておこう。


 それは、「(べん)(きょう)はアタマのスポーツ」だということ。


 これだっ!


 つまり、こう(かんが)えてほしい。


 スポーツと(おな)じで、(れん)(しゅう)して、うまくなれば、(たの)しくなる。()(あい)をやって、()てばうれしい。()ければ(くや)しいけどね。そうやって、それまで()らなかった()(かい)がドンドン()(ぶん)のものになっていく。ますます()(ちゅう)になれる。それが(べん)(きょう)だ、と。


 みんなのなかに、()(ぶん)()(ぶん)のことを「アタマがいい」「アタマが(わる)い」って()めてしまっている(ひと)、いない?


 もしいたら、それはやめてください。


 (べん)(きょう)のコツは(れん)(しゅう)のコツ。そして()(あい)のコツ。アタマのいい、(わる)いよりも(だい)()なことがあるからだ。


 ぼくは、(べん)(きょう)(たっ)(きゅう)()ていると(おも)っている。


 どういうことかというと、(たっ)(きゅう)というのは、(うん)(どう)(しん)(けい)がよくてあまりまじめに(れん)(しゅう)しない(ひと)よりも、(とく)(べつ)(うん)(どう)(しん)(けい)がいいわけじゃなくても、パンパン、パンパン()って、まじめに(れん)(しゅう)している(ひと)のほうが、まずまちがいなくうまくなる。


 (ぎゃく)(ひゃく)メートル(きょう)(そう)は、いい()(しつ)をもっている(ひと)(うん)(どう)(しん)(けい)がいい(ひと)()つことが(おお)いんだ。(しゅん)(ぱつ)(りょく)がモノをいうからね。


 けれども、(たっ)(きゅう)(ちが)う。


 もちろん(あし)(はや)さ、(うん)(どう)(しん)(けい)のよさも(だい)()。けれど、それよりも、(たま)()んでくるタイミングのつかみ(かた)、ラケットの()(かた)(たま)()(かた)()まるものだ。この(みっ)つは、(れん)(しゅう)すればうまくなるよね。


 ここが、(べん)(きょう)()ている。ぼくがこれまでやってみた(かぎ)りでは、(べん)(きょう)は、もともとのアタマのよさよりも、やり(かた)()(ふう)によって「できる」「できない」が()まってくる。ぼくはそう(おも)っているんだ。


 (べん)(きょう)には「やり(かた)()(ふう)」がある。


 それこそが、()(あい)()つための「(さく)(せん)」なんだ。


〓(とく)()(さく)(せん)()つけてしまおう!



 ぼくが()った(とう)(だい)というのは、(べん)(きょう)のすごくできる(ひと)(あつ)まるところだ。そこの(ひと)たちを()ていると、アタマがいいというよりは、みんな()(ぶん)()った「(とく)()なやり(かた)」をもっているんだな。


 たとえば、ノートをめちゃくちゃ(じょう)()にとれるヤツがいる。


 うらやましかったね。ぼくは、どうしてもノートを(じょう)()にとることができなかったからね。


 おまけに、(じゅ)(ぎょう)(なが)()(かん)、だまって()いているのも(にが)()だった。()いているうちに、()(ぶん)のアタマのなかにいろいろな(かんが)えが()かんできて、グルグルうずまいちゃうんだ。だから、(なが)()いていられなかった。


 でもぼくには、(べつ)(とく)()なことがあったんだ。それは、

「ここが(だい)()だ!」


 というところをみつけて、そこに(せん)()()ること。だから、ノートをきちんととるという、()(ぶん)にとって(にが)()なことはさっさとあきらめて、(ほん)(せん)()()りながら(おぼ)えていくという、(とく)()(さく)(せん)使(つか)っていた。それをとことん使(つか)ったから、(とう)(だい)(はい)れたのだと(おも)う。


 ぼくがキミたちに()いたいことは、()(ぶん)はアタマがいいか、(わる)いかなんていう、つまらないことを(かんが)えるのはやめよう、ということ。


 そして、()(ぶん)()った(とく)()(さく)(せん)をみつけてね、ということ。


 それさえみつけられれば、(べん)(きょう)なんてむずかしくないし、(たの)しくもなるんだ。


 そしてこのパート1の(やく)()は、みんなが()(ぶん)()った(とく)()(さく)(せん)をみつけられるように、“()(ほん)(さく)(せん)”を(おし)えること。


 さあ、「(べん)(きょう)なんてカンタンだ!」と()えるように、(いっ)()()んでしまおう!



2 “(ベン)(トモ)”をつくろう!




〓ふたりでやれば、(おぼ)えられる



 (べん)(きょう)は、(おぼ)えることが(おお)い。


 ということは、(おぼ)えるときのコツをつかめば、(べん)(きょう)(だい)()(ぶん)(せい)()したことになる。カンタンなことだ。


 そして、(おぼ)えるときのコツというのは、なんと、ほかの(ひと)(おし)えてみるということなんだ。


 ほかの(ひと)(おし)えられるようになったら、もう(いち)(にん)(まえ)。そのためには、とにかく“(ひと)(はな)す”ことが(だい)()だ。(ひと)(はな)すと(おぼ)えられる。これが(べん)(きょう)(てっ)(そく)なんだ。


 だからぼくは、じつは(べん)(きょう)をひとりでやってきたことはほとんどなくて、(とも)だちとふたりでやってきたんだ。コンビプレーですべて()()けてきた。


 では、どういうふうにやるか。


 ふたりが(あつ)まる。(あつ)まって、ひとりがもうひとりに、(おぼ)えたことを(せつ)(めい)する。(じょう)()(せつ)(めい)ができたら、カンペキに(おぼ)えているということだろう。


 (せつ)(めい)()(ひと)は、(きょう)()(しょ)やノートで(こた)えを()ながらその(はなし)()いて、()っているかどうかチェックしてあげるんだ。(あい)()(せつ)(めい)(ただ)しいか、まちがっているか。×だったら、(しるし)をつけてあげる。


 (もん)(だい)()(ひと)(こた)える(ひと)にわかれて、(かた)(ほう)(しつ)(もん)して、(かた)(ほう)(こた)えるってこともやったほうがいい。クイズを()すような(かん)じで。(じゅん)(ばん)に、()わりばんこに(おな)(もん)(だい)をやるといい。


 わからなかったことを()って、()ったらすぐにそれを(ひと)(おし)えてあげる。


 じつはこれが、(べん)(きょう)ができるようになるヒケツなんだ。それをはじめから(べん)(きょう)(ほう)()()れちゃえばいいんだ。


〓ふたりでやれば、つかれない



 ふたりでやることのよさは、ほかにもある。それは、()(りょく)(つづ)こと。


 たとえば、

「この()(かん)までにやっちゃおう」


 というふうに()(かん)()()って、ふたりでダアッとやる。そうすると、ひとりでやっているときよりも、つかれない。


 ()(ゆう)は、()()ちに“()り”があるから。いい()()での(きん)(ちょう)(かん)といってもいい。ひとりでやっていると()()ることが(おお)いけれども、(とも)だちがとなりで(しゅう)(ちゅう)していると(おも)うと、()(ぶん)(しゅう)(ちゅう)できる。()(ぶん)(しゅう)(ちゅう)していれば、となりの(とも)だちだって、もっとがんばれるだろう。


 こうやって、お(たが)いにドンドン、ドンドン「がんばろう」という()()ちが(つよ)くなるし、()らないうちに(しゅう)(ちゅう)(りょく)だって(たか)まるんだ。


 だから、(べん)(きょう)をいっしょにやる(とも)だちをみつけちゃうというのが、(べん)(きょう)ができるようになるための(いち)(ばん)いいやり(かた)


 これをぼくは(べん)(きょう)(とも)”=“ベントモ”(ほう)(しき)()んでいる。これが、つかれないやり(かた)



〓(いち)(まん)(えん)(さつ)(ふく)(ざわ)()(きち)(だい)ショーック!



 じつはこの(さく)(せん)(けい)(おう)()(じゅく)(だい)(がく)という(ゆう)(めい)(だい)(がく)をつくった(ひと)で、(いち)(まん)(えん)(さつ)(いん)(さつ)されている、あの(ふく)(ざわ)()(きち)(せん)(せい)(わか)いころにやっていたんだ。

(ふく)(おう)()(でん)』という(ほん)()むと、(ふく)(ざわ)(せん)(せい)(べん)(きょう)のようすが(くわ)しく()かれている。(ふく)(ざわ)(せん)(せい)は、(おお)(さか)にあった「(てき)(じゅく)」というところで、オランダ()()(おも)いで(べん)(きょう)していた。


 すごいですよ。なにしろ、(べん)(きょう)のしかたがハンパじゃないから。()(なか)じゅう(べん)(きょう)して、トントントンって、(あさ)(はん)(つく)(ほう)(ちょう)(おと)がしたら()る。「(あさ)(はん)できたわよ」って()われたら()きる。

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