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齋藤孝のガツンと一発文庫 第2巻 そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか! たった3分で友だちができる魔法のマップ
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教育
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パート2 たった3分で友だちになれる! 魔法のマップ

『齋藤孝のガツンと一発文庫 第2巻 そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか! たった3分で友だちができる魔法のマップ』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:1時間21分
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1 (とも)だちと「()きなもの」の(はなし)をしよう



〓(ひと)は「(こころ)(なが)()す」と()()ちがいいと(かん)じる



 みんなそこにお(すわ)り。(ぼく)(はなし)()きなさい。


 これから、「(とも)だちをつくる(ほう)(ほう)」のお(はなし)をします。


 だいたい(だれ)だって、(とも)だちはほしいものです。(ぼく)だってそうだ。でも、(とも)だちをつくるときってドキドキしすぎてもうまくいかないし、あわててもロクなことがない。

「どこかに、(ぼく)(とも)だちになる(ひと)がいるはずだぁ~!!」ってことだけは、たしかにわかっているのだけれど、どの(ひと)がその(あい)()かすぐにはわからない。そんなことがあります。これは、()どもだって、大人(おとな)だって(おな)じなんです。


 (ぼく)(だい)(がく)(せん)(せい)をしながら、「(とも)だちはどんなふうにできていくのか」「(とも)だちと()()うことで、(なに)がどう(せい)(ちょう)していくのか」をずっと(けん)(きゅう)してきました。その(けん)(きゅう)(けっ)()をここで(はっ)(ぴょう)したいと(おも)います。パート2を()めば、

(とも)だちができやすくなる。

●もやもやしている「()(ぶん)」ってものが、ハッキリ、クッキリしてくる。

●これから(さき)、いろんなものに()()いやすくなる。

()(ぶん)(せい)(ちょう)()()るようにわかる。


 などの(こう)()がありますから、(たの)しく()(すす)めていってほしい。


 ではまず、(さい)(しょ)にあなたに(しつ)(もん)!!

「あなたの『()きなもの』は、なんですか?」という(はなし)から(はじ)めよう。


 ちょっと(かんが)えてみてごらん。(かみ)()ってきて()()してみるのもいいね。


 ()きな(あそ)び? ()きなスポーツ? ()きな()(しゅ)? ()きなお(わら)(げい)(にん)? ()きな()(もの)? ()きな(いろ)? ()きなマンガ? ()きな(どう)(ぶつ)?……


 いろいろと(おも)いつくことでしょう。


 (ぼく)()(あい)は、(いち)(ばん)(いぬ)かな。それもいま()っているパピヨンのこと。あとは、なんだろう? サッカーも()きだし、マンガも()きだし……。


 (だれ)だって「()きなもの」のことを(かんが)えたり、(はなし)をしたり、(じっ)(さい)にやったりするのは(たの)しい。そんなとき、(ひと)(しあわ)せです。(かお)がニッコリとしてきます。


 なぜ、(しあわ)せになるかというと、()(ぶん)()きなものは、()(ぶん)に「(まえ)()きな()()ち」や「(まえ)()きな(ちから)」を()(どう)(てき)(あた)えてくれるからなんです。


 そうすると、あなたの(こころ)が、「もっともっと、(そと)()かって(なが)()したい!」となっていく。(たね)()かせば、これが(しあわ)せの(じょう)(たい)です。(こころ)がどんどん、どんどん、(まえ)()きに(なが)()ていく(じょう)(たい)(かわ)のように、(みず)がどんどん(なが)れているようなイメージをもってごらん。これを、(ひと)は「すごく()()ちがいい(じょう)(たい)だ」と(おも)うようにできているんですよ。


 ()きなもののことを(かんが)えるとき、この「(なが)()し」が()(どう)(てき)()こります。(ぼく)らの(たい)(ない)にドクドクと(けつ)(えき)(なが)れているような(かん)じです。(なに)かが(なみ)()って、ウワ~ッと(なが)()しているとき、(ぼく)らは「()()ちよさ」を(かん)じるのです。だから、(こころ)(そと)()かってたくさん(なが)()ている(ひと)は、たくさん(しあわ)せだ()うことができますね。みんな、もっともっと、どんどん(なが)していこうよ! と(ぼく)(おも)う。


 では(はん)(たい)に、(こころ)(なか)(じょう)(たい)がよくないときはどうなっているかと()いますと、なんだか(やま)(うえ)のドロドロの(ぬま)みたいになっていて、そのまま(なん)(まん)(ねん)(みず)(なが)れがない(じょう)(たい)なんです。そういう、ずっとよどんだままの(みず)だと、にごってきたり、ドロドロになってきたり、へんな(せい)(ぶつ)がわいちゃったりするんですね。これは(ざん)(ねん)ながら、()(しあわ)せな(じょう)(たい)です。


 つまり、あなたにとっての「()きなもの」っていうのは、(こころ)という(みずうみ)にある、(みず)の「(なが)()(ぐち)」みたいなものなんだね。だから、「(なが)()(ぐち)チェック」が、(しあわ)せかどうかには(つよ)(かん)(けい)があるんですよ。そして「(なが)していく(かん)(かく)」をもってもらえると、みなさんにはもっと(しあわ)せな()(かん)()えるはずなんです。


 その(いち)(れい)として、(ぼく)は、(とも)だちと()きなものについて(あつ)(かた)()()(かん)が、(いち)(ばん)(しあわ)せなことのひとつだなぁ~と(おも)うんですよ。


 (ぼく)(しょう)(がっ)(こう)のときも、(ちゅう)(がっ)(こう)のときも、(がっ)(こう)(かえ)りがけにどこかの(いし)(こし)()ろして、()(さん)(にん)(はなし)をしてからじゃないと、なかなか(いえ)(かえ)れなかったことがあります。(はなし)をするのが(たの)しくて、(こころ)(とも)だちに()かって(なが)()している(かん)を、いまでも(おも)()せます。


 そのときになんの(はなし)をしたかと()えば、(たん)(じゅん)(はなし)だったんだよ。昨日(きのう)()たテレビの(はなし)だったり、(さい)(きん)()んだ(ほん)(はなし)だったり、()きなスポーツ(せん)(しゅ)(はなし)だったり。べつに(ふか)(かんが)えているわけじゃないのに、(きょう)()があったり、()きだったりすることの(はなし)を、()(ぜん)にしているものなんだよね。




 いま(こころ)がワクワク(こう)(ふん)していることを、(とも)だちと(はな)す。そうしていると、ますます、その(はな)していることが()きになっちゃう。これが()()()()(ぶん)ひとりだと、(きょう)()がどこかで()()れてしまうんだけど、ふたり、(さん)(にん)といっしょになって「あれ、いいね」「すごいよね」「おもしろいね」「(さい)(こう)だよね」って()っていると、ほんとにもっともっと()きになってきちゃうから。


 そんなとき、(こころ)(なか)(なに)()こっているかというと、「(ごう)(りゅう)」が()こっています。(ぼく)(こころ)(なが)れ」と「(はな)(あい)()(ひと)(こころ)(なが)れ」が()()って、(かわ)がひとつに(ごう)(りゅう)しちゃって、もっと(ふと)(かわ)になるような(かん)じです。


 つまり、()(ぶん)()きなものがあって、そこから(こころ)(なが)()していたら、どこかの(なが)れと(ごう)(りゅう)する()(のう)(せい)がある。これは、とってもすてきなことですね。()きなものがあるかぎり、(かなら)ずほかの(だれ)かと(きょう)(つう)(てん)()まれる。そうすると、(しあわ)せな()()ちはどんどん()えていく。(とも)だちがいると、(こころ)(なが)()しやすくなるし、(なが)()しにいきおいがつく(こう)()があるんだよ。


 だから、(とも)だちがいるといいよね、ってことになるんです。



  (とも)だちづくりのコツ〓


   (こころ)(なが)れを(ごう)(りゅう)させると(たの)しさが()えると()るべし。


〓(とも)だち」とは、()きなことの(はなし)(たの)しくできる(あい)()のこと



 ここで(すこ)し、(とも)だちができるときの、でき(かた)をくわしく(かんが)えてみよう。たとえば、(しん)(がっ)()でクラス()えがあったり、(せき)()えで()らない(ひと)(ちか)くの(せき)になったりするとき、どんなことが()こっていくだろう。


 ふつうは、(ひと)(ひと)()うと、(さい)(しょ)()()(しょう)(かい)をしたりして、その(ひと)(かお)()(まえ)()りますね。こんなとき、その(ひと)とは(とも)だち? なんだか、まだのような()がする。これは(かお)()()りの(だん)(かい)ですね。たとえば、クラスがいっしょになっただけでは、(とも)だちになるチャンスがあるとは()えるけれど、まだ(とも)だちってわけじゃないよね。


 だけど、なにかの(ひょう)()(はなし)をしてみて、()きなものが(おな)じだったらうれしいでしょ? そうしたら、グッと(あい)()(ちか)(かん)じられて、(とも)だちみたいな()がしてくる。それが、(はなし)がいつまでも(つづ)いたり、(はなし)をしているうちにもっと(はな)したくなったり、「また(はなし)をしようね」っておたがいが(おも)えたら……、これはもう、すっかり(とも)だちなんだよね。


 おそらく、こんなふうに(ひと)(ひと)(とも)だちになっていく。(たの)しい(はなし)ができないのにいっしょにいる()(あい)は、(じっ)(さい)には(とも)だちじゃない(かん)(けい)だと(おも)います。

(とも)だちってなんだろう?」とあまり(かんが)えすぎると、(あたま)(なか)がたいへんになっちゃうんだけど、(かんが)えすぎることはないんだよ。カンタンでしょ?


 つまりは、(こころ)から()()ちよさが(なが)()した(けっ)()()(ぶん)(こころ)(かわ)(だれ)かの(こころ)(かわ)(ごう)(りゅう)しちゃう(じょう)(たい)。これが「(とも)だち」のなりたちってことだったんだね。


 そう(かんが)えると、ふと、(とも)だちができそうな()がしてくる。


 この(ほん)()んでいる(ひと)のなかには、「(しん)(ゆう)」という(こと)()()っていて、「(しん)(ゆう)ってなんだろう?」「(わたし)には(しん)(ゆう)がいるかな?」と(かんが)えている(ひと)がいるかもしれない。(しん)(ゆう)がいる(ひと)もいるだろうし、いない(ひと)もいるだろう。(しん)(ゆう)(さが)している(ひと)もいるはずです。(しょう)(がっ)(こう)()(だい)には(しん)(ゆう)がいなくて、(ちゅう)(がく)(せい)になって(はじ)めてできたということもあるでしょう。


 でも、(しん)(ゆう)がいなくて(しん)(ぱい)している(ひと)には、こう()いたい。「(しん)(ゆう)」は「(とも)だち」のなかからできる。だからまずは(とも)だち」の(はん)()をそんなにせまく(かんが)えなくていいんじゃないか? とね。(ぼく)は、()きなものについていっしょに(たの)しく(はな)せる(あい)()が、(とも)だちだと(おも)うんだ。(かわ)どうしが(すこ)しでも(ごう)(りゅう)する()(ぶん)があればいい。そこから(はじ)まるじゃん。


 そういう(ひと)()()って(たの)しくしゃべっていると、こう(おも)うんです。

(ぼく)らは()()(ひつ)(よう)があったんだね」


 (いっ)(かい)でも(あつ)(かた)()えたら、それはもう、(とも)だちという「ハンコ」が()されるんだ。



  (とも)だちづくりのコツ〓


   (いっ)(かい)でも(あつ)(かた)()えたら、それはもう(とも)だちだと(おも)うべし。


〓()(ぶん)()きなものを()きな(ひと)(わる)(ひと)はいない」の(ほう)(そく)


()きなもの」が(せっ)(ちゃく)(ざい)みたいに(ひと)(ひと)をくっつける。そうして(とも)だちという「ハンコ」が()される。でもなぜ、ハンコが()されるのでしょうか?


 それは、(にん)(げん)は「()(ぶん)()きなものを()きな(ひと)(わる)(ひと)はいない」と(おも)っちゃうからなんです。


 (ぼく)(とも)だちをつくるのも、このパターンなんですよ。


 (ぼく)はテニスが()きです。()らない(ひと)()って(はじ)めてしゃべるときは、やっぱりキミたちみたいに(きん)(ちょう)します。でも、ふとした(ひょう)()に、(ぼく)もテニスが()きで、(あい)()もテニスが()きだということがわかることがある。

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