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齋藤孝のガツンと一発文庫 第4巻 カッコよく生きてみないか! 言いわけ禁止塾
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教育
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パート2 心をきたえる痛快!言いわけ禁止塾

『齋藤孝のガツンと一発文庫 第4巻 カッコよく生きてみないか! 言いわけ禁止塾』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:1時間19分
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1 (こころ)(つよ)(ひと)はカッコイイ





 みんな、そこにお(すわ)り。


 パート2は「(こころ)」の(はなし)


 二〇〇四(ねん)(なが)(さき)(けん)()()()()()きた(じょ)()()(どう)(さつ)(じん)()(けん)にはびっくりしたね。(しょう)(がっ)(こう)(ろく)(ねん)(せい)(おんな)()(とも)だちを(がっ)(こう)のなかで、カッターナイフを使(つか)って(ころ)してしまった()(けん)だ。


 いったいぜんたい、なんであんなことが()こっちゃったのだろうか? この()(けん)について、(がっ)(こう)(いえ)(はな)()った(ひと)(おお)いかもしれないね。


 あとでくわしく()くけれど、ぼくはこの()(けん)には(こころ)(もん)(だい)(かん)(けい)していると(おも)っています。いまほど、(こころ)(つよ)さ、(こころ)(よわ)さ、が()われる()(だい)はない。


 だから、これから(こころ)(さい)(のう)」をアップさせるためのお(はなし)をしてあげようと(おも)っています。

(こころ)」にだって(さい)(のう)があるんだよ。()らなかった?


 (だい)()なことはね、“(こころ)(しん)”を(つよ)くするってこと。これはねー、(じん)(せい)()きていくうえで、(ばん)(のう)(さい)(きょう)(ほう)(ほう)なんだけど、じつは大人(おとな)になっても、なかなかできないことかもしれない。


 でも、(しょう)(がく)(せい)のうちからこの(ほん)()いてあるような(はなし)()いて、(じっ)(こう)していれば、(つよ)(にん)(げん)になれる。(こころ)(さい)(のう)()びる。

「そうか、“()いわけ”をしてる()(あい)じゃないんだ!」

(こころ)(つよ)(ひと)は、カッコイイ! ぼくでも(ちか)づけそうだぞ!」

「なんか、(こわ)いものがなくなったぞ!」


 なんてことに()づくと(おも)う。


 ぼくはこのパート2のなかで、(こた)えをドンドン()いちゃいますから、パート2に()()ったキミは、(こころ)をきたえて(つよ)くなるためのコツを()ることができる。()()(せい)(かつ)(ばく)(しょう)。そんなお(はなし)(しゅっ)(けつ)(だい)サービスしちゃう。()むだけで、キミの(こころ)(つよ)くなっちゃう(ほん)をつくっちゃった。だから、ぼくの(はなし)()きたまえ。


 ぼくはいま、(だい)(がく)(せん)(せい)をしていて、いろいろと(おし)えている。


 これまで、(こころ)(さい)(きょう)にするための(わざ)や「ひとりの(にん)(げん)がどうやって(つよ)くなっていくか」ってことの(けん)(きゅう)をしてきました。これから、その(けん)(きゅう)(はっ)(ぴょう)をしようと(おも)う。


 このパート2を()()わるころには、キミは、いまよりもグ~ンと()(かた)のレベルが()がっている。(まい)(にち)()(ぶん)()(ぶん)(こころ)(さい)(のう)をアップさせるための「()(でん)(じゅつ)」を()()れた()(ぶん)になるにちがいないよ。そのことを()(しょう)しておこう!


 では、ぼくの(はなし)()きなさい。いざ、(こころ)(せっ)(きょう)スタート!



2 「(こころ)がまえ」に()づいたもん()ち!



〓()いわけ(にん)(げん)になるな!



 ぼくは、“()いわけ(にん)(げん)”がキライです。


 ()いわけ(にん)(げん)というのは、()いわけばっかりして、すぐに「だって……なんだもん」とか()うヤツのことです。


 (さい)(きん)()いわけをしたなぁ、と(おも)(ひと)、こっそり()をあげてください。いるよね、いるよね。


 はい。()いわけをなくしましょう。()いわけしないようにしましょう。ぼくが(おし)えている(きょう)(しつ)では、すでに「()いわけ(きん)()(れい)」を(はつ)(れい)しています。


 だいたい、なんで()いわけしちゃうかというと、(しっ)(ぱい)するからだ。「しまったぁ~!!」って(おも)ったときに、(ひと)()いわけをする。


 じゃ、なんで(しっ)(ぱい)するかというと、()(ゆう)はタンジュン。(じゅん)()()りないからです。(まえ)もって、「こんなことが()こりそうだから、それに(そな)えておこう」という(はっ)(そう)()りないから。


 つまり“かまえ(かた)”の(もん)(だい)なんですね。


 (けん)(どう)でも、(じゅう)(どう)でも、テニスでも、()(きゅう)でも、かまえますね。あれです。(あい)()()()んでくる(まえ)に、あるいは、ボールが()んでくる(まえ)に、(かなら)ずかまえている。(えい)()では、“かまえ(かた)”のことを“フォーム”といいます。


 ()(きゅう)(さん)(しん)して、

「だって(たま)(はや)かったんだもん」


 とか、

「だって(たま)(きゅう)にカーブしたんだもん」


 って()いわけする(せん)(しゅ)はいません。いたら(そく)クビだ((わらい))。でもキミたちは、

(べつ)にぼくは()(きゅう)(せん)(しゅ)じゃないよ!」


 と()うかもしれないね。


 たしかに、(にち)(じょう)(せい)(かつ)では、バッターボックスに(はい)ってバットを(にぎ)ったかまえをしながら(せい)(かつ)している(ひと)はいませんね。()たり(まえ)だ! そんなかっこうで()らしている(ひと)は、おもしろすぎる。


 でも、じつは、(にん)(げん)ってのは、だれもが()(ぜん)と“かまえながら”()らしているんです。ここに()がついてほしいんだなぁ。


〓(にん)(げん)(つよ)さは(こころ)がまえの(つよ)さだ



 では(もん)(だい)(にち)(じょう)(せい)(かつ)では、なにをどんなふうに、かまえているんでしょうか?


 これはちょっとむずかしい(もん)(だい)。とんちで(かんが)えるとわかるかもしれない。

(こた)え〕は、“(こころ)がまえ”です。

(こころ)がまえ”という(こと)()()いたことがあるでしょう? これが、もう(さい)(こう)(だい)()なことなんです。


 (にん)(げん)ってものは、()(ぶん)()がついているかどうかは(べつ)にして、()(ぜん)のうちに、(こころ)でかまえて()きている(どう)(ぶつ)なんです。


 これがしっかりしていると、どんな(たま)()んできてもパーンと()(かえ)せる。ちょっとやそっとなことでは、カンタンにはやられない。


 じつは、(にん)(げん)(つよ)さというのは、(こころ)がまえの(つよ)さなんです。


 (こころ)がまえというのは、いったん(おぼ)えて()につけてしまうと、(ばん)(のう)です。()(なか)ではいろんなことが()こるけれども、どんな()(めん)でも使(つか)(まわ)しがききます。とくにピンチのときに(つよ)い!


 だから、いい(こころ)がまえの(ひと)は、どんなときでも、あわてず、うろたえず、リラックスして()ごしていくことができる。


 まず、この“(こころ)がまえ”のことを()ってください。しっかりと()(しき)してください。イメージしてください。


 ここに()づくことができれば、それだけで、すでにもう、かなり()ち! (こう)(てい)(さん)(しゅう)(ぶん)くらいリード!


 さて、なにをかまえるかはわかった。(こころ)だ。


 じゃ、(こころ)をどんなふうにかまえればいいのかということを、これからお(はな)ししていきます。(こころ)がまえの“(わざ)”を()(ろう)していきますよ~。


〓(こころ)って、いったいなに?



 またもや(もん)(だい)()します。この(こた)えを()らねば、(さき)には(すす)めない!

(もん)(だい)そもそも、(こころ)っていったいなんでしょうか?


 うぉ~、ものすごくレベルの(たか)(もん)(だい)! 大人(おとな)でさえ(なん)(もん)(ちゅう)(なん)(もん)。でもぼくは(へい)()でポーンと(しゅつ)(だい)しますよ。だって、こいつを(しょう)(がく)(せい)のうちにわかっていると、すっごくトクだからね。


 ものごとを(かんが)えてみたことはあるかな? そりゃあ、あるよね。(がっ)(こう)(べん)(きょう)をするときは(かんが)えます。いま(せん)(せい)はなにを()っているのかな、というのも(かんが)えているということです。

(かんが)える」のは(のう)でします。()(がい)(こつ)のなかにある(のう)(さい)(ぼう)(はたら)かせて、ぼくらは(かんが)えごとをする。


 でも、(こころ)は「(かんが)える」ってこととはちょっとちがうような()がするね。

(かん)じる」っていうのが(こころ)()(ごと)でしょうか。よく、「(こころ)(かん)じてみよう」と()ったりしますね。()(てき)()(かた)です。


 んー、そうかもしれないね。(はな)()てきれいだなぁと(おも)ったり、()()ちのいい(おん)(がく)だなぁと(かん)じたりする。あの(ひと)のこと()きだなぁとか。


 でも、それもじつは(のう)みそがやっていることなんだね。そう()ってしまうと、()もふたもないんだけれど。


 ぼくは、(なが)(ねん)(けん)(きゅう)(けっ)()(こころ)ってなに?」(こた)えを()っています。


 では、(こた)えを(はっ)(ぴょう)しよう。


 それは、おどろくなかれ、「クセのかたまり」ってことなんです。


 ことわざで、“なくて(なな)クセ”っていうでしょ。ん? ()らない? じゃあ、いま(おぼ)えてくれ。(せい)(かく)には“()くて(なな)(くせ)()って()(じゅう)(はち)(くせ)”っていうんだ。()()は、“(ひと)には(おお)かれ(すく)なかれクセがあるものだ”ということ。(おぼ)えたかな?


 そうです。(こころ)というのは、あの「クセ」のかたまりなんです。


 (にん)(げん)(しゅう)(かん)(どう)(ぶつ)だ。そして、ひとりひとりの()()(こま)かぁい(しゅう)(かん)が、その(ひと)(どく)(とく)のクセをつくる。そして、クセが(かた)まって(こころ)をつくり、(こころ)(ちゅう)(しん)となって、その(ひと)(にん)(げん)(ぜん)(たい)(かたち)づくられている。とまあ、こういう(かん)(けい)があったんですねぇ~、じつは。


〓(こころ)(さい)(のう)」を()ばそう



 この(こた)えに()づいたとき、ぼくはパァ~ッと(みち)(ひら)けるのを(かん)じました。


 なぜか。


 ()(ぶん)(こころ)というのは、もって()まれたものではなくて、()(ぶん)でつくれるということに()づいたからです。


 どんなクセがあるか(てん)(けん)すれば、()(ぶん)(こころ)ってものがわかる。


 そして、どんなことをクセにするかを()(ぶん)(えら)べば、()(ぶん)(こころ)()(ゆう)(かたち)づくれるってことなんです。


 この、()(ぶん)()(ぶん)(こころ)をつくろうとする(ちから)を「(こころ)(さい)(のう)」とぼくは()んでいる。(こころ)(さい)(のう)がある(ひと)は、()びていく。ドンドン、すごい(ひと)になっていくんです。


 そして、(こころ)(さい)(のう)は、(うん)(どう)(しん)(けい)などの(さい)(のう)(くら)べたら、ずっと()(ぶん)でつくっていきやすいんだよね。




 さっき()てきた「()いわけ」を(れい)にあげましょう。


 ()いわけグセがある(ひと)がいる。()いわけもクセのひとつなんですね。(しゅう)(かん)になっている。


 その(ひと)は、()いわけを()(かえ)していくうちに、(かな)しいかな、()いわけ(にん)(げん)という(こころ)がまえの(にん)(げん)(そだ)っちゃうわけ。


 (ぎゃく)に、()いわけしないで、すぐに(つぎ)のチャンスを(ねら)って(まえ)()きに(じゅん)()するクセをつけている(ひと)は、そういう(まえ)()きな(こころ)がまえの()(ぬし)になっていく。


 ね。こう(かんが)えると、(こころ)は、いまから、そう、たったいまから、(つよ)くしたり、()()えていったりすることが、いくらでもできるんだ。


 クセを()えていけばいい。

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