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齋藤孝のガツンと一発文庫 第6巻 お金持ちで、幸せになる人の7つの秘密 ミッション、パッション、ハイテンション
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教育
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パート1 ちょっとお金持ちになってみたい人、全員集合!

『齋藤孝のガツンと一発文庫 第6巻 お金持ちで、幸せになる人の7つの秘密 ミッション、パッション、ハイテンション』
[著]齋藤孝 [発行]PHP研究所


読了目安時間:1時間48分
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1 「お(かね)()ち」って、どういうこと?





 みんなそこにお(すわ)り。(ぼく)(はなし)()きなさい。


 これからおもしろい(はなし)をしてあげる。(こん)(かい)は、お(かね)(はなし)だ。


 みんな、お(かね)()きでしょう? そして、お(かね)()ちになりたいと(おも)っているでしょう?


 そりゃあ、お(かね)はあったほうがいいよね。(ぼく)は、

「そうか! このことに()をつけていると、お(かね)()ちになれるんだな」


 ということを(はっ)(けん)しちゃったんだよ。そのヒケツを、今日(きょう)(だい)(こう)(かい)


 パート1を()めば、

「おこづかいをもらっているわけがわかったぞ!」

(がっ)(こう)()くこと()(たい)が、お(かね)()ちになる(れん)(しゅう)なんだ」

(なに)はさておき、(しん)(よう)ってのは、(たい)(せつ)なんだな」


 と(おも)えること、()(ちが)いなし。お(かね)にまつわる()()が、たっぷり()まっているからね。


 ところで、キミたちは「お(かね)()ち」ってどういうことか、わかっているかい?

●(()()れたお(かね))-(使(つか)ったお(かね))=(?)


 この(こた)えの(すう)()(?)()(ぶん)(おお)きい(ひと)が、お(かね)()ち。


 つまり、(いっ)(けん)、お(かね)()ちなら、すごくぜいたくできそうに(おも)えるけれど、ぜいたくしすぎると、お(かね)はなくなってしまうことがわかる。


 お(かね)使(つか)いすぎないことを、(けん)(やく)する」()います。いくらお(かね)をたくさん()っていても、(けん)(やく)ができない(ひと)は、じゃんじゃんとお(かね)()ていく。だから、お(かね)()ちにはなれません。


 お(かね)()ちになるうえでの(もん)(だい)は、ふたつあることがわかる。


 1 お(かね)をどうやって()()れるのか。


 2 お(かね)をどういうふうに使(つか)うのか。


 この(りょう)(めん)がわかっていないと、お(かね)()ちにはなれません。でしょ?


 さて、お(かね)()っていると、いいことがあります。それは、ある(てい)()()っていれば、(こころ)()()きと(あん)(しん)()(はい)るということです。


 (ぎゃく)に、お(かね)がなくてビンボウだと、ドキドキそわそわ、()(あん)になることが(おお)いんだ。キミたちはお(かね)がなくて()(あん)になることはないと(おも)うけれど、大人(おとな)になると、よくわかる。そういう()()でも、お(かね)(だい)()です。


 でも、「お(かね)()ちになりたい!」って(おも)うことは、よくないことのように()われることが(おお)いんだ。それは、お(かね)をほしがる姿(すがた)はカッコ(わる)いし、お(かね)がほしいばかりに、まちがったことをしてしまう(ひと)もいるからだね。


 しかし(ぼく)は、(かね)()ちを()()すのは、かまわないと(おも)う。()っておかなければならないことを、ちゃんと(べん)(きょう)さえしていればね。そのためには、

「お(かね)ってなんだ?」


 って(かんが)えることが(だい)()なんだ。


 このパート1をすっかり()()わるころには、キミはお(かね)(くわ)しくなっているだろう。そして、お(かね)とのつきあい(かた)がうまくなる。お(かね)()ちになるきっかけをつかむかもしれない。


 だから、(ぼく)(はなし)()きなさい。


 いざ、スタート!



2 「(きん)(せん)(かん)(かく)」と「(しん)(よう)」がお(かね)()ちへの(みち)だ!




〓(かね)()ちの(ひと)(しあわ)せな(ひと)なの?



 みんなは、お(かね)()ちになりたいですか?


 なりたいですね。(ぼく)もなりたいぞ。


 じゃあ、なんで(ぼく)らはお(かね)()ちになりたいと(おも)ってしまうんだろうか。

「そんなこと(とう)(ぜん)じゃん!」


 と(おも)っていたけれど……、ちょっと()になるね。


 そこで、こんな(もん)(だい)()してみたい。

(もん)(だい)「お(かね)()ちの(ひと)(しあわ)せな(ひと)」でしょうか?


 そーだよ、そーだよ、って(こえ)()こえてきそうだよね。「だって、なんだって()えるじゃん!」って(おも)うでしょ。でも、(ほん)(とう)にそうなのだろうか。


 では、このことを(かんが)えるために、もうひとつ(もん)(だい)()そう。


 (かみ)(えん)(ぴつ)()ってきて、(じゅん)()してくれたまえ。

(もん)(だい)(かね)(なに)使(つか)いますか?


 さぁ、()いてみよう。よーい、スタート!


 これはいっぱい()けるでしょう。キミがこれまでお(かね)使(つか)ったものを(おも)()してみればいい。(ひと)から()いた(はなし)()れてもかまわないよ。


 1 (ほん)やマンガなど、ほしいものを()う。


 2 (えん)(ぴつ)やノートなど、(ひつ)(よう)なものを()う。


 3 ()べるものを()う。


 4 (ふく)()う。


 5 (とお)くへ()くときに、(でん)(しゃ)などの(こう)(つう)()(かん)()()(あい)使(つか)う。


 6 (えい)()(かん)(ゆう)(えん)()などの(にゅう)(じょう)(りょう)(はら)う。


 ……えーと、ほかに(なに)(おも)いつきましたか?


 7 お(しろ)()む。


 って()いた(ひと)はいますか? (そう)(ぞう)(りょく)(ゆた)かでいいですねぇ、キミは。


 8 お(かね)をながめてニンマリする。


 なんて()いた(しょう)(がく)(せい)は、さすがにいないだろうな((わらい))。


 さて、いろいろ()てきましたが、これをカンタンにまとめるとだな、(かね)はやりたいことをやるために使(つか)んだよね。そうでしょ?


 ここに、まず()づいてもらいたい。


 ってことはだよ、お(かね)やりたいことをやるための(どう)()みたいなものだということなんです。


 (かみ)()るためには、はさみを使(つか)う。(はや)(はし)るためには、(うん)(どう)(ぐつ)をはく。それと(おな)じだ。


 つまり、お(かね)をたくさん(あつ)めるのが(さい)(しゅう)(てき)(もく)(てき)ってわけじゃないんだよね、じつは。


 だから、(そう)(ぞう)してごらんよ、お(かね)だけが(やま)のようにあるのに、やりたいことがひとつも(おも)()かばない(ひと)




 つらいよー。退(たい)(くつ)だよー。()()ないよー。


 こういう(ひと)は、(しあわ)せだと()えませんね。


 だから、「お(かね)()ちの(ひと)(しあわ)せな(ひと)」という(しき)は、()()たないんだ。


 (ぎゃく)に、「やりたいことがたくさんある(ひと)(しあわ)せな(ひと)という(しき)()()つ。


 (にん)(げん)は、()(ぼう)(よく)(ぼう)()(ぼう)をかなえると(しあわ)せを(かん)じます。そのための(どう)()が、お(かね)。この(じゅん)(ばん)なんです。やりたいことがあるから、お(かね)(ひつ)(よう)だ、(かせ)いでこよう、と(かんが)える。これが、お(かね)(かん)じる()(ほん)(てき)なスジってもんだね。


〓(かね)使(つか)うための「(わざ)」を()につけろ!



 さて、(かね)(どう)()ということを(せつ)(めい)しました。けれど、(どう)()だけがあったって、使(つか)(かた)()らなければ(やく)()ちません。


 はさみで(かみ)()るときは、(ゆび)をはさみの()っかのなかに()れて、(じょう)()(ちから)(はい)(ぶん)しながら(うご)かさないと、(かみ)()れませんね。(こま)かく()ろうと(おも)ったら、(ゆび)(こま)かく調(ちょう)(せい)しながら(うご)かさないと、(じょう)()には()れません。


 これは、お(かね)にも(おな)じことが()えます。


 お(かね)とどうつきあっていくかの(わざ)は、はさみを(じょう)()使(つか)(わざ)()わらないんだよね。(おも)()してごらん。キミたちも、(ちい)さいころは、はさみが(じょう)()使(つか)えなかったはずだ。でも、使(つか)っているうちに、だんだんうまくなっていったでしょう。


 それと(おな)じように、お(かね)(どう)()として使(つか)うための(れん)(しゅう)(ひつ)(よう)になってくる。(わざ)(ひつ)(よう)になってくる。


 この(わざ)()につけていく(かん)(かく)や、お(かね)のことをどう(かん)()るかという(かん)(かく)のことを(きん)(せん)(かん)(かく)()います。お(かね)(かん)するセンサーのことだね。

(きん)(せん)(かん)(かく)」は、たいへん(じゅう)(よう)なキーワード。


 (きん)(せん)(かん)(かく)()につけるのは、じつはちょっとむずかしい。大人(おとな)になっても()についていなくて(こま)っている(ひと)はたくさんいる。センサーのないまま大人(おとな)になっちゃった(ひと)もいるんだよ。


 この(かん)(かく)をマスターできた(ひと)から、お(かね)()ちに(ちか)づいていく(ぼく)(おも)います。だいじょうぶ、このパート1では、そのことをきっちり(おし)えてあげるからね。


〓ただの(かみ)()れが「お(かね)」になるヒミツ



 さて。まずは、キミの(ちょ)(きん)(ばこ)から、(せん)(えん)(さつ)()ってきてください。()っていない(ひと)は、お(とう)さん、お(かあ)さんに(たの)んで、(いっ)(しゅん)だけ()りてこよう。


 (さつ)というものを、よく(かん)(さつ)してみようじゃないか。そして、お(かね)(とく)(ちょう)()っておこう。


 (よう)()はできましたか? じゃあ、(せん)(えん)(さつ)()てみよう。


 (せん)(えん)(さつ)。きれいだねぇ。いろんな()(よう)があるし、(きゅう)(さつ)なら(なつ)()(そう)(せき)(しん)(さつ)なら()(ぐち)(ひで)()(かお)()いてあります。


 そして「(せん)(えん)」と()いてある。()たり(まえ)だよね、(せん)(えん)(さつ)なんだから。


 じゃあ、その(うえ)になんて()いてあるでしょうか? よーく()てごらん。(にっ)(ぽん)(ぎん)(こう)(けん)()いてあります。ここに(ちゅう)(もく)


 これは(なに)かというと、(ぼく)らが、お(かね)やお(さつ)()んでいるものの、(せい)(しき)()(まえ)なんです。「(にっ)(ぽん)(ぎん)(こう)」という()(まえ)(ぎん)(こう)()している「(けん)」だから「(にっ)(ぽん)(ぎん)(こう)(けん)」。(りゃく)して「(にち)(ぎん)(けん)」という()(あい)もあります。


 つまりね、(けん)なんだよ。(きっ)()みたいなもんです。


 ひぇー、(かね)って(きっ)()なの?ってびっくりするでしょう。でも、そうなの。(とく)(べつ)(かみ)でできた(きっ)()なんだよね。


 じゃあ、どうして(かみ)でできた(きっ)()をものに()えることができるのでしょうか?


 それはね、ただの(かみ)()れなんだけれど、みんなが「これをお(かね)だ」と(おも)っているからなんです。お(かね)だということを(しん)じているから。(しん)(よう)しているから。(しん)(よう)というのは、たしかなものとして()けいれることですね。


 その(しょう)()に、この「(にっ)(ぽん)(ぎん)(こう)(けん) (せん)(えん)」と()かれた(きっ)()は、(がい)(こく)のお(みせ)使(つか)えるでしょうか? 使(つか)えませんね。(にっ)(ぽん)(ぎん)(こう)(けん)は、(にっ)(ぽん)(せん)(よう)(きっ)()なんです。(にっ)(ぽん)のお(かね)()らない(ひと)にとっては、ただの(かみ)()れにしか()えない。


 (がい)(こく)()ったときは、その(くに)(ひと)ならだれでも()っていて、なおかつ(しん)(よう)しているお(かね)、つまりその(くに)()している(ぎん)(こう)(けん)(りょう)(がえ)してからじゃないと使(つか)えないんだね。


〓(しん)(よう)をたくさん(あつ)めた(ひと)がお(かね)()ちになれる



 このように、お(かね)というのは、(ひと)(びと)(しん)(よう)があるからお(かね)として使(つか)えるのです。(しん)(よう)がなくては、お(かね)ってものはありえない。


 これは、お(かね)()()ちと(かん)(けい)があります。(おお)(むかし)はどうしていたかというと、(ぶつ)(ぶつ)(こう)(かん)をしていたんだよね。たとえば、

(ぼく)()っているダイコン(じっ)(ぽん)と、あなたが()っている(ふく)(つく)(ぬの)()メートルとを(こう)(かん)しましょう」

「ああ、それはお(たが)いにとって、いい(こう)(かん)ですね」


 みたいに。けれど、それでは(こう)(かん)使(つか)(もの)をいちいち()(ある)くのがたいへんだったから、(もの)のかわりに(いし)(きん)(ぞく)のかたまりを使(つか)うようになった。それがやがて、(かみ)(こう)()()わったわけ。

「おう、その(かみ)(しん)じることにしようぜ。うらぎりっこなしだぜ


 というふうに。




 (かね)というものは、じつは、(しん)(よう)(かたち)()えたものだったんだね。


 (にっ)(ぽん)(ほう)(りつ)では、「(えん)をお(かね)として使(つか)います」と(さだ)められています。(おな)じように、アメリカではドルがお(かね)ですね。ヨーロッパはユーロです。それら(かみ)(きん)(ぞく)でできた(きっ)()を、お(かね)として(しん)(よう)して使(つか)っている。このドルとユーロ、そして(われ)らが(えん)(みっ)つは、()(かい)のなかでもとくに(しん)(よう)(たか)いお(かね)とされています。


 (くに)のお(かね)(しん)(よう)されていないと、(くに)(びん)(ぼう)になります。そうしたら、()(どう)(てき)(こく)(みん)(せい)(かつ)(びん)(ぼう)になるよね。(くに)(くに)(あいだ)(しん)(よう)でその(くに)のお(かね)()()()まるのだから、ちゃんとした(くに)でいなきゃいかん、というわけですね。


 さて、(ぼく)がここで()いたい(たい)(せつ)なことは、もうわかってくれたよね。お(かね)というものを(かんが)えるときの(さい)(だい)キーワードは「(しん)(よう)ということだ。


 お(かね)(しん)(よう)(かたち)にしたものである()(じょう)(しん)(よう)がなければお(かね)()ちにはなれません。もっと()っちゃえばね、「お(かね)()ち=(しん)(よう)()ち」と()っても()()ぎではないとまで、(ぼく)(おも)います。ですから、(しん)(よう)をたくさん(あつ)めた(ひと)はお(かね)()ちになれます。


 クラスにもいるでしょ。「あいつは(しん)(よう)できるよな」ってヤツ。


 そういう(ひと)は、お(かね)()ちに(ちか)いかもしれないね。いまの()(てん)で、(いっ)()リード!


 お(かね)()ちになるためには、(しん)(よう)()()げる(わざ)()ることが(たい)(せつ)なんだ。


3 おこづかいで(わざ)(みが)け!




〓(かね)使(つか)(かた)(おぼ)えるトレーニング(どう)(じょう)


(きん)(せん)(かん)(かく)」と「(しん)(よう)」。


 お(かね)とつきあうための(だい)()なキーワードがふたつ、(とう)(じょう)しました。


 それを(あたま)において、ここからは()(たい)(てき)(はなし)(はい)っていくぞ!


 では、いきなり(もん)(だい)だ!

(もん)(だい)(とう)さんやお(かあ)さんは、どうしてキミたちにおこづかいをくれるのでしょうか?

「お(かね)をくれてラッキー」

(おや)だからお(かね)をくれて(とう)(ぜん)じゃん」

「だって、いろいろ()いたいものもあるし」


 とか、いろいろ(おも)いますね。


 でも、()()もなくくれるワケじゃない。そこには(とう)さん、お(かあ)さんの(ねが)いがある。ズバリ「お(かね)使(つか)(かた)(おぼ)える(れん)(しゅう)をしなさい」ということなのだ。


 そう、おこづかいというのは、お(かね)使(つか)(かた)(おぼ)えるトレーニング(どう)(じょう)だ。おこづかいをもらうこと、使(つか)うこと、(ちょ)(きん)することを(とお)して、キミたちはお(かね)にまつわるいろんなことを(れん)(しゅう)していく。

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