読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1276126
0
[イラスト版]「どうして私ばっかり……」と思ったとき読む本
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第1章 「どうして私ばっかり」となってしまう本当の理由

『[イラスト版]「どうして私ばっかり……」と思ったとき読む本』
[著]石原加受子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:25分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


「いつも損な役回りばっかり」という不満



 家庭や職場、夫婦関係、恋人や友人知人との人間関係、子供の学校での関係で、「どうして私ばっかりが」と、いつも損な役割をさせられているような気持ちになったことはありませんか。


 家庭においては、

「もう、ほんと、頭にきちゃう。みんなは楽しそうにテレビを観てるのに、どうして私だけ料理したり後片付けしたり。誰も手伝おうとしないんだから」


 職場においては、

どうして、こんな雑用ばっかり、させられるんだろう。私の役割じゃないのに。ほんとはみんなでしなくちゃいけないことなのに。ほかの人たちはさっさと逃げてしまうから、結局は私がするはめになってしまう」


 同僚に対しても、

どうしてこの人は、なんでもかんでも私に聞いてくるんだろう。飲み込みが悪いから、結局は私が代わりにやってあげることになってしまう」


 ママ友や学校のPTA関係では、

いつの間にか、私ばっかりが、いろんなことをやらされる。何かあるとすぐに私に頼んできて、いつも損な役回りばっかりさせられる」


 日常生活で、あなたも、こんな「私ばっかりが損している」というような不満を抱いたことがあるのではないでしょうか。


 最初は軽く引き受けたつもりだったのに、ずっとそれをするつもりはなかったのに、感謝してくれると思ってやったのに、いつの間にかあなたは、

いつも自分ばっかり面倒な仕事を押しつけられて、腹立たしい」

私はこんなに気を遣ってあげてるのに、やるべきことも放棄して、よくまああんなに平気な顔でしゃべっていられるものだわ」

みんな無責任なことばかりしてて、いつも最後に後始末するのは私になるんだから。誰一人、私に悪いなんて思ってないんだわ」


 などと“損する”不満でいっぱいになっています。


不満・悩みのもとは「他者中心」だった!



 そんなときあなたは、

私があれほど気を遣ってるんだから、相手も私に気を遣って当たり前じゃないの」

常識的に考えれば、自分がどんな無神経なことをやっているかわかるはずだろうに」

あれだけ迷惑かけてるんだから、お礼の一言ぐらい、言うべきじゃないの」


 などと、相手の非常識さや思いやりのなさを批判したり責めたりしていないでしょうか。


 けれども、どんなに心の中で相手を責めても、あなたは満足しません。そうすればそうするほど、消化されない不満がお腹の中に()まっていくでしょう。頭の中は、「どうして私ばっかりが」という思いや「損する、損する」という思考が飛び交っています。


 こんな状態のとき、あなたの心と頭の中は、「相手のことでいっぱいになっている」はずです。これを「自分中心心理学」では、「他者中心」と呼んでいます。文字通り、自分の意識の眼が相手に向いていて、相手のことに(とら)われ、相手の行動の一つ一つや、相手の言葉の一言一言が気になって、あなたの心を占めているのは相手のことばかりです。


 もちろんあなたがどんなに相手を心の中で責めたとしても、どんなに腹立たしい気持ちを抱いていたとしても、相手にそれは届きません。むろん頭ではわかるのですが、あなたの感情が、そうしないではいられません。


 あなたの意識が、他者や相手に囚われている状態です。


 こんな状態のとき、あなたは自分のことが、「まったくお留守」になっていることに気づいているでしょうか。


 例えば頭の中で「あの人は、あの人は、あの人は」とつぶやいてみるとどうでしょう。あの人のことが、頭の中ですぐに満杯になってしまうとしたら、あなたは完璧に「他者中心」の意識に(はま)っています。




言い争いになるのが怖くて、つい我慢


「他者中心」に対して、自分の気持ちや感情や意志や、自分の感じ方を基準にして、自分を育てたり自分を磨いていくことに焦点を当てた生き方を「自分中心」と呼んでいます。


 先の例のように他者中心の人は、「あの人は、あの人は、あの人は」と頭の中でつぶやくと、相手のことや相手の言動が、次から次へと浮かんでくるに違いありません。どんな些細なことでも「あの人のこと」だと、何時間話をしても、尽きないでしょう。


 ではこんな状態になっているとき、誰かから、

それで、あなたは、その人に対してどう対処したの?」


 と聞かれたら、即座に答えることができるでしょうか。

じゃあ、あなたはそんな人に対して、どうしたいの?」


 と(たず)ねられたら、いっそうのこと、頭が「????」と真っ白になってしまうのではないでしょうか。


 しかもあなたは、頭で「私ばっかり、損する」という言葉をつぶやいています。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:10386文字/本文:12260文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次