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(2021/11/26 追記)

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京女の嘘
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人文・科学
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「高学歴女性は不美人」といわれた時代

『京女の嘘』
[著]井上章一 [発行]PHP研究所


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 小学校を終え、上の学校へすすんだ男女は、かつてべつべつのところで教育をうけていた。男は中学へいくが、女は女学校へいく。いわゆる男女別学の時代が、以前はあった。一九四〇年代に学制があらためられるまで、思春期以後の男女は、たがいにへだてられていたのである。


 この女学校では、しばしば授業参観が、おこなわれていた。といっても、PTA、父兄がくる参観ではない。授業の様子を見にくるのはもっぱら近隣の有力者たちであった。村長、村医、大地主といった地域の名望家たちが、そこにはあつまってきたのである。


 なんのためか。こたえは、かんたんである。彼らは、息子の嫁をえらぶために、女学校の授業をのぞきにきたのだ。

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