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二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く
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旅行
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啓蟄

『二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く』
[著]柏井壽 [発行]PHP研究所


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(ちつ)〉は、虫たちが土のなかに隠れて()もることをいい、〈啓〉は開くことを意味する字。すなわち(けい)(ちつ)は、陽気に誘われて、虫たちが地中から()い出る時季をいう。


 陽気に誘われるのは虫たちだけではない。人もまた春の暖気を浴びようとして、籠もっていた家から這い出てくる。そのお目あては花か鳥か、はたまた食か。


 梅の花はそろそろ盛りを過ぎ、桃や椿にその座を譲るころ。とはいえ、桜にはまだ早い、というのが啓蟄の時季。


 梅が咲き、桃の花が開き、(かぐわ)しい香りが京の都に満ちる。


 花は開いてのち、実をつける。恵みの前触れ。その花が開くには水が()る。というわけで、啓蟄のころ、洛北()(ぶね)()(ふね)神社では(あま)()いの儀式が行われる。


 毎年三月九日に行われる〈雨乞祭〉は、農耕作業がこれから始まるという時季に、その年一年に適した量の雨を授かり、五穀豊穣に至るようにと祈る神事。つまり雨乞いと名は付いているが、必ずしも降ることだけを祈るのではなく、天候が順調に推移するように、と願うのである。

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