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二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く
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旅行
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立冬

『二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く』
[著]柏井壽 [発行]PHP研究所


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おしたけさん



 (りつ)(とう)の声を聞くころに、京の都のあちこちで耳にするのは〈お火焚きさん〉という言葉。


 古く京の都の御所でとり行われていた(にい)(なめ)(さい)が、江戸時代になって庶民の間に広まっていったことに端を発すると言われている。


 京都人のなまり方としては珍しく、〈ひ〉が〈し〉になり、〈おしたけさん〉と呼びならわしていた。僕が子どものころには、まだこの〈おしたけさん〉を町内で行うところがあり、神前に新米を供えて感謝を捧げ、家内安全などの願い事を書いた護摩木を焚く。吐く息が白くなるころ、あちこちで見かけた光景だった。〈どんど〉と同じく火災を恐れたのか、町内のそれはなくなり、神社に任せる仕儀となった。


()()(たき)や霜うつくしき京の町 [蕪村]



初もみぢ



 都人も旅人もこぞって待ち受けるのが紅葉の便り。春の桜に前線があるように、秋の紅葉にも、等高線のようなカーブが描かれ、ひたひたと寄せる波のごとく、京の街なかで初もみぢの声が広がる。

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