読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1277010
0
二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く
2
0
0
0
0
0
0
旅行
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
大雪

『二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く』
[著]柏井壽 [発行]PHP研究所


読了目安時間:6分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



 師走に入ってはや一週間。何かと気ぜわしい(たい)(せつ)のころではあるが、まだ都大路を白く覆うほどの雪は降らない。比叡の(いただき)あたりが薄化粧するくらいである。


事はじめ



 大雪のころの京都といえば、何をおいても〈事はじめ〉。古くから、都人は来る正月の準備を始める日を、師走十三日と決めている。


 まずは一年間世話になった人々へ礼の挨拶にうかがい、それを終えてから正月の支度にかかる。かつては京都の(まち)(しゅう)のあいだで広く行われていた行事だが、今では花街祇園くらいでしか見かけなくなった。


 今ではすっかり冬の祇園の風物詩となった〈事はじめ〉。


 正装した芸舞妓たちが、京舞井上流家元の井上()()()師宅を訪れる。


 ——おめでとうさんどす。来年もよろしゅうに——


 持参した鏡餅を贈ると、師匠は激励の言葉を返し、祝儀の(まい)(おうぎ)を手渡す。


 ひと足早く、祇園は正月気分に包まれるが、それもひとときのこと。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:2168文字/本文:2588文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次