『強運を引き寄せる! “神様チャネリング”ですべてうまくいく! ボーナス特典版』
[著]日下由紀恵
[発行]すばる舎
◆お墓で話しかける行為もチャネリング
「チャネリング」と聞くと人間離れした、普通ではない能力が必要だと思われますが、そうではありません。
私たちは、ちゃんと普段の生活の中で、チャネリング能力を利用しています。
たとえば、お墓参り。「お墓参りをすると、運気が上がる」というのは、本当です。
あるフルート奏者の女性は、運気低迷を感じてお墓参りをし始めたら、ドイツの楽団のテストに受かり、まもなくドイツ人と結婚、現地で暮らし始めました。
また、別の看護師の女性は、お墓参りによって、手元にあったブレスレットが外国皇室の由緒ある宝石だとわかり、買ったときのおよそ百倍近い高値で売ることができたそうです。
お墓の前で私たちは亡くなった人に話しかけます。
そう、その「話しかける」という行為こそが、〈チャネルを合わせる(亡くなった方と波動を合わせる)〉チャネリングアクションなのです。
霊界にいるご先祖様、亡くなった近しい家族や友人は、地上の私たちとはまったく異なる質の浄化エネルギーを持っています。お墓で交流が行われることで、高次の気の浄化を受け、人生が一気に開けていきます。
お墓だけでなく、神社でもチャネリングは行われています。
お墓が自分の肉親とのチャネリングなら、神社ではなんと神様とのチャネリングが行われているわけです。
みなさんが神社に行こう! と思うのは、自分の意志ではありません。
訪れようと思った時点で、すでに神様に〈おいで〉と呼ばれている、相互交信が起こっている状況です。
◆神社にお参りにいくのは、「呼ばれている」から
神社という場所には、神様の波動を持った清らかで高質なエネルギーが集まるようになっています。
神聖な気持ちで鳥居の前に立ったときから、神様はみなさんのほうを向いてよく来たねとほほ笑んでいます。そのときにみなさんがほんの少しでも嬉しい気持ちになるなら、それは「神波動」を受け取っている証拠です。
神社の神様の役割は、訪れる人の気を浄化して、本人の本当の力を引き出すこと。
私たちには、本来、「莫大な収入につながる才能=天職」「最高のパートナーとの出会い」「好きなものに囲まれたライフスタイル」というDNAが細胞に刻まれています。それは本当に、すべての人に、です。
人生の中でくじけるような出来事を経験し、自分を信じられなくなってしまっていると、そのDNAは開花しなくなります。そんな自信喪失中の人に、神社の神様は才能を思い出させ、「大丈夫、できるよ!」と背中を押すため、神社へ来させるのです。
こちら側から神様に話しかけることで、チャネリングアクションが開始となります。
神社でお願いごとを伝えて帰って来るだけじゃもったいない。
神様と相互交信をしましょう。
恐れ多いと思うかもしれませんが、よき友、信頼できるカウンセラーだと思って悩みごとを相談してみましょう。
「神様、実はね……」と自分の本心を打ち明けて聞いてもらう。
そのとき頭に思い浮かぶことはすべて神様からのメッセージなのです。