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振り返りがチームを強くする 最新の目標管理「OKR」を使った強い組織の作り方
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ビジネス
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はじめに

『振り返りがチームを強くする 最新の目標管理「OKR」を使った強い組織の作り方』
[著]奥田和広 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


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組織を躍動させるリーダー


 

理想を持った現実主義者にならないといけない。理想もない現実主義者なら幾らでもいるんだよ。

─宮崎駿監督『プロフェッショナルの言葉』

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」著 幻冬舎


 

「メンバーに意欲的に仕事に取り組んでもらいたい」

「仕事にやりがいを感じてもらいたい」

「メンバーが成長できる強い組織をつくりたい」

「メンバー全員でお客様を笑顔にしたい」

「社会の役に立つビジネスに取り組みたい」


 

起業して人を雇ったり、昇進してリーダーになったとき、このような理想を持つ人がほとんどだと思います。

しかしながら、いざリーダーとして仕事を始めると、さまざまな現実にぶつかっていきます。「業績が芳しくない」、「メンバーの意欲が低い」、「メンバー同士が反目しあっている」など、厳しい現実の課題を目の前に、理想がいつしか、ただの机上論のように感じられてしまうようになります。

何を隠そう、私もその一人でした。若くして経営者の端くれとして事業を営んだときも、倒産後に勤めた企業で中間管理職を経験したときも、目の前の現実の波にいつしか理想を忘れてしまったことがありました。


 

しかし、チームに魂がこもり、躍動感を持って進みだす瞬間もあります。

その源泉は、やはりリーダーが掲げる「理想」であると考えています。私自身も小規模なチームから会社全体のリーダーまでを経験する中で、「理想」を掲げてこそ現実のチームが躍動することを実感してきました。


 

名経営者の言葉やビジネス書で、幾度となく理想やビジョンが大切であることは語られています。ただ、リーダーが理想を掲げ、メンバーに伝える方法が、人間性やコミュニケーション能力に依存していると感じられるものが多いように思います。

そのため、カリスマ経営者だから、あるいは、能力が高い天才だからできるのであって、自分の立場や能力では難しい。自分もやろうとしたが、できなかった。そのように感じるリーダーは少なくないでしょう。

実際、ほとんどのリーダーがカリスマや天才ではない一般人です。しかしながら、メンバーを率いて成果を出さなければいけないリーダーは、チームを躍動させなければいけません。

成果を出すためのノウハウはたくさん出回っています。KPIをはじめとする数値管理やアカウンティング、マーケティング、ロジカルシンキングなど、どれもビジネス現場のさまざまなシーンで使える再現性のあるノウハウであり、ビジネスにおいて重要であることは間違いありません。私もこういったノウハウの習得には熱心なほうだったと思います。

しかし、リーダーは、眼の前のビジネス課題と向き合うと同時に、理想を掲げてチームを鼓舞していかなければなりません。そのため、カリスマ性などに依存しない、一般人でも再現できる方法が必要だと考えるようになりました。


 

私は、カリスマや天才にしかできない手法ではなく、一般人であるリーダーが再現できる仕組みはないものかと模索するようになりました。理想を持ち続けながら現実に成果をあげるリーダーのためのマネジメントの仕組みとしてたどり着いたもの、それがOKR(Objectives and Key Results)です。

OKRはグーグルをはじめとする欧米の企業で取り入れられている仕組みで、近年日本でも注目が集まり始めています。こういった欧米先行の仕組みは日本にフィットしないのではないかという不安を持つ方もいるでしょう。

しかしながら、私は、OKRは今の日本にこそ必要な仕組みだと感じています。終身雇用、年功序列の日本的雇用が崩れ、上司の言うことが絶対ではなくなった現在、これまでのリーダー像は通用しなくなっています。「いいからやれ!」「空気読んで!」だけでは組織は動かなくなったのです。

だからこそ、組織を動かす仕組みが今の日本のリーダーには必要になっています。本文を読み進めていただくと、OKRがまさにその最適解であると理解していただけると確信しています。

この本は、経営者はもちろんですが、中間管理職、すなわち、課長や係長などのチームのリーダーとして活躍している方の役に立つ内容となっています。


 

経営者も現場リーダーもかつてはプレーヤーでした。プレーヤーとして自分で動いて自分で成果を出してきたことで、今のポジションにたどり着いたはずです。ところが、いざリーダーになると求められることが大きく変わってきます。自分個人ではなく、複数のメンバーを動かし、組織として成果を出すことが求められるようになります。

この変化は多くのリーダーを悩ませることになりますが、本書では、OKRを中心にこの悩みの具体的な解決策を多く提示しています。リーダーもメンバーもより輝ける良い組織づくりのお役に立てると信じています。

そのようなリーダーが増えることで、日本の企業も元気になっていくでしょう。

ひいては、日本全体が明るい元気な社会になる一つのきっかけになってくれれば、この上ない幸せです。

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