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会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン
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12 スマホの使いすぎは、脳を激しく消耗させる

『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』
[著]川野泰周 [発行]すばる舎


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◆寝る直前までスマホを見ていませんか?



 さて、この章では、とても重要な体調管理の仕方を見ていきましょう。


 心と体はとても密接につながっています。


 そのため、体調を整えることで、心の状態も回復していきます。



 私の患者さんの中には、とくに対人関係で問題もないし、仕事でもそれほど悪いこともないのに、なんだかいつもスッキリせずに、疲れを感じる、という方が多くいらっしゃいます。こういう方に共通しているのが、「スマートフォンを長時間使用していること」です。スマホをかたときも体から離さず、寝る直前までネットサーフィンをしている方もとても多いですね。実はスマホを常に見ていることそのものが、「脳」にストレスをためてしまう行為であることをご存じでしょうか。



 ストレスは「葛藤が起きたとき」に生じるものですが、それだけではありません。


 日常的に行っていることが、知らないうちにストレスを蓄積させてしまうこともあるのです。そのひとつがスマホを使い続けてしまうこと。


 現代の三大ストレッサーは、人間関係、仕事、スマホ(情報過多)とも言われています。なかでも増えているのが、「情報」というストレスです。



 たとえば、スマホ。私たちの脳には、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という機能が備わっています。これは、言わば「脳のアイドリング状態」をつくるもので、別のことをしているときに、呼びかけられてもすぐに反応できるのは、この機能が働いているからです。


 また、近年の研究では、DMNは新しいアイデアやひらめきのもととなる機能であることもわかってきました。


 ところが、スマホを長時間使用してネットサーフィンやSNSをやり続けていると、脳は膨大な情報を処理し続けなくてはならなくなり、これがDMNを常に稼働状態にしてしまうため、脳が激しく疲労するのです。


◆情報過多は、判断力が鈍る要因のひとつ



 2018年にドイツの研究者らが発表したデータでは、うつ病患者の脳は、DMNが過剰な状態がおさまらない傾向が示され、脳を疲弊させている可能性が示唆されています。近年、増加傾向にあるうつ病の患者さんですが、原因はもしかするとスマホなのかもしれない、とも考えられます。


 情報過多は、ストレス処理能力が低下する要因のひとつなのです。外から入ってくる情報を処理することばかりに注意がいき、ストレスを処理するだけの心の余裕を生まなくなるからです。


 心に余裕がなくなるために、人の意見ばかり目にして自分で善し悪しの判断ができなくなったり、ちっぽけなことですごく悩んでしまったりといった弊害が出てきます。



 だらだらスマホをいじるのではなく、自分のタイミングで、必要な情報だけを効率的に得るように心がけましょう。私がスマホをチェックするのは1時間か30分に1回、たまったメールやメッセージのチェックです。


 そんなにたまにしかチェックしないで大丈夫なのか、と思われるかもしれません。


 でも、考えてみていただきたいのです。たとえば、50分対応が遅れて困ることは、メールではなく電話をかけてきてくれるのではないでしょうか。ですから、1時間に1回で十分だと思いますし、それで不便さを感じたことはありません。



 多くの人はネットサーフィンではなく、ネット・ドリフティング、つまりネットの世界を「漂流」しています。能動的に活動しているのではなく、情報の波に流されてしまっているわけです。


 とくに注意を払わないでぼんやり漂流していても、脳は目に入った情報を処理し続けますから、ずっとストレスがかかることになります。


 普通の着信やメール以外にもGメールやショートメール、LINEやツイッターのダイレクトメッセージ、フェイスブックのメッセンジャーなど、複数のコミュニケーション・ツールに振り回されているとキリがありません。


 メールのチェックは午前中に1回、昼休みに1回、午後に1回などと決めてしまったほうが過剰なストレスにさらされないですむのではないでしょうか。


 ぜひ自主的にスマホを見るルールをつくってみてください。集中力のちがいに驚くはずです。



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