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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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理想の人生をつくる習慣化大全
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生き方・教養
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習慣化できない理由は見えない領域にある

『理想の人生をつくる習慣化大全』
[著]古川武士 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:6分
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「やると決めたことを続けられれば、人生は変わる」

これについては、誰も異論がないところだと思います。


 

問題は、習慣化を精神論や根性論で乗り切ろうとすると辛くなり、結局続けられなくなることです。

習慣化を成功させるために大切なのは、習慣化を妨げているボトルネックがどこに存在しているのかを把握してアプローチすることです。実は、習慣化できない行動にだけ目を向けても解決できないことケースが非常に多いのです。

習慣化できない原因がどこに眠っているかは、次ページの氷山モデルを使って洞察します。深層構造を6つのレベルに分けて、階層的にとらえていきましょう。



1つ目は、行動レベルの対策です。

「行動できない」「続かない」という現象は、氷山モデルでいうと海面の上に出ている表面的な行動レベルということになります。

「英語学習が続かない」「早起きができない」「お酒がやめられない」などは、小さな行動からはじめる、例外ルールを設けるなどの行動習慣のテクニックで解決できることがたくさんあります。この行動レベルからのアプローチで習慣化できれば手っ取り早いのです。そうしたテクニックは第1章で26個ご紹介します。ただ、それよりも深いレベルに習慣化を妨げているボトルネックがあるケースがあります。その場合は、2つ目以降のアプローチに目を向けていきます。


 

2つ目は、思考レベルの対策です。

モノの考え方や捉え方は、無意識的に繰り返す思考の習慣です。

行動できない人や継続できない人にありがちな思考習慣の代表は、0点か100点かでしか評価できない極端な完璧主義です。そういった人は、行動するときに100点にしようと強烈なプレッシャーを感じて、動きが鈍くなってしまうのです。また、1、2日続けられないときがあると自己嫌悪に陥り、「もうダメだ」とあきらめてしまう傾向があります。そんな人は完璧主義思考を緩めるアプローチをすれば、動けるようになります。第2章で思考の習慣にアプローチする18の方法をご紹介します。


 

3つ目は、感情レベルの対策です。

私が習慣化のコンサルティングをするたびに思うことは、感情にフォーカスすることがいちばん重要なポイントであるということです。極論を言えば習慣化は、「楽しいことは続くし、苦しいことは続かない!」という快・不快の感情法則に尽きるのです。

よって感情が乗れば続くので、どうすれば感情パワーを使って習慣を継続できるか、悪い習慣をやめられるかに言及していきます。また、人生や生活がどんな感情に突き動かされているか、自分の感情のパターンを見てみましょう。行動や思考にパターンがあるように、心で感じている感情にも同様にパターンがあります。私はこれを「感情の習慣」と呼んでいます。


 

4つ目は、ビリーフレベルの対策です。

では、「感情を生み出すものはなにか?」を考えてみましょう。氷山モデルでいうと、第4階層にある「ビリーフ(無意識に正しいと信じている考え)」です。

たとえば、「私はなにをやってもダメだ」「私は人よりも劣っている」というビリーフがあると、無力感・自己嫌悪感・絶望感という感情が心を占有します。このネガティブビリーフが感情をつくり出し、行動や継続を止めます。逆に、「私はやればできる」「努力は嘘をつかない」というポジティブなビリーフを信じていると、自己肯定感や希望、勇気が湧いてきて行動の原動力になります。このようにして感情をポジティブにすれば、行動も前に進むようになります。


 

5つ目は、本質レベルの対策です。

氷山の根底にあるものは「本質」です。私たちには、「三つ子の魂百まで」と言われるように年齢を経ても変化しにくい、持って生まれた性格資質と欲求があります。これは、ビリーフよりさらに強力な感情をつくり出している個々人の独自の欲求です。欲求が、私たちの行動や習慣を根底レベルで突き動かしています。


 

あなたは次の9つのうち、どの欲求を強く持っているでしょうか?


 

 完璧を追求したい

 人とつながりを感じたい

 目標を達成したい

 オリジナリティを発揮したい

 納得いくまで深く考えたい

 安全・安心を感じていたい

 つねに楽しくありたい

 自分に強さを感じたい

 マイペースでいたい


 

この9つは、性格資質を知るのに有効なエニアグラムの「根源的欲求」を書きだしたものです。習慣化を成功させる重要なコツは、自分の欲求メカニズムをうまく活用することです。

たとえば英語の勉強をする場合、「2 人とつながりを感じたい」タイプならば、気の合う先生や仲間を見つけると勉強が楽しめるでしょう。「3 目標を達成したい」タイプなら、TOEICの目標点数を決めたほうが燃えるかもしれません。「5 納得いくまで深く考えたい」タイプであれば、英語学習法や英語教材など多くのやり方を徹底的に情報収集して、もっとも効果的な方法を絞り込めば前に進み出せます。


 

習慣化が下手な人は、自分の欲求パターンを無視して、自分に向いていない方法をしていたり、違うタイプの人のやり方を手本にしていたりします。しかし、人それぞれ勝ちパターン・幸せパターンは違うのです。

また、本質に従うだけで、面白いほど生きやすくなってきます。だからこそ、深い話になりますが、本書でみなさんと探求していきたいと思います。

第3章では、ビリーフと本質を含む感情の習慣にアプローチする15の方法をご紹介します。


 

6つ目は、環境レベルの対策です。

これまでの5つのレベルが自分の内側の話であったのに対し、環境レベルは友人や会社など自分の外側の話です。

私たちの行動・思考・感情・ビリーフは、身を置く環境から強く影響を受けます。たとえば、どんな会社にも社風があり、価値観や行動規範が存在し、それが私たち自身に強い影響を及ぼしています。

幼少期ならば親や学校の人々の影響を、社会人ならば会社の人々の影響を多く受けるものです。そのため、つき合う人や環境を変えると刺激を受けて、自分の行動・思考・感情・ビリーフも進化していきます。私もかつて社会人勉強会などに参加しており、当時勤めていた会社では出会うことのない意識の高い人たちと接し、「このままではダメだ、俺はもっとできる」と自分の限界を突破する勇気をもらいました。自分が身を置く環境も習慣です。

第4章で、環境にアプローチする方法を6つご紹介します。


 

本書では、理想の人生をつくるために習慣を変えることを目的に、行動習慣・思考習慣・感情習慣(ビリーフと本質を含む)・環境習慣の4つに分けて、65の方法をご紹介します。

なるべく読みやすいように1つずつ独立した項目で紹介しますが、この全体構造を踏まえてお読みいただけますとつながりが理解しやすいと思います。


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