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トランキーロ 内藤哲也自伝 EPISODIO 2
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CAPITULO 1 NO LIMIT分裂

『トランキーロ 内藤哲也自伝 EPISODIO 2』
[著]内藤哲也 [発行]イースト・プレス


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TNA世界ヘビー級王座挑戦


──内藤選手にとって2010年は、1・4東京ドームで海外修行から凱旋帰国を果たし、IWGPタッグ王座を(たか)(はし)(ゆう)()(ろう)選手(当時・裕次郎)とともに初戴冠したのを皮切りに、ヘビー級ファイターとして飛躍した年になりました。とくに、かつての憧れであった(たな)(はし)(ひろ)()選手とは4度にわたってシングルマッチを行ないましたが、自身のキャリアのなかでもターニングポイントになったのでは?


 そうですね。棚橋選手と何度もやりあったことでシングルプレイヤーとしてトップを獲る自信もついたし、自分が海外でやってきたことも間違いじゃなかったのがわかったので。「俺は2011年、もっと上にいけるな」って思いました。

──棚橋選手はこれまでエースの務めとして、さまざまな後輩に胸を貸し、そのポテンシャルを引き出してきました。内藤選手も棚橋選手との戦いを通じて、自分の幅が広がったと感じる部分はありますか?


 あの頃はそんなこと思ってなかったですよ。むしろ「エースらしい戦いができるように、俺が引っ張ってやってるんだよ」くらいの気持ちだったし。ただ、いま振り返ってみると、当時の内藤があの人との戦いで得たものは小さくないんだろうなって。コッチもすごくいろいろ考えましたからね。試合内容はあたりまえとして、たとえば試合までの持っていきかたとか。同じ相手と何度もやるなかで、お客さまの注目を集めるためにプロレスには言葉も重要なんだっていうことを、あの一連の戦いで学んだ気がします。

──この当時の内藤選手の勢いを示すように、翌11年の1・4東京ドームではTNA世界ヘビー級王者のジェフ・ハーディー選手に挑戦する大きなチャンスをつかみました。


 たしかにチャンスだったし、新年一発目で幸先いいスタートを切りたかったんですけど、試合は凡戦もいいところでしたね(苦笑)。一応、俺が海外修行した団体のトップのベルトになるんですけど、その頃はまだジェフ・ハーディーはTNAに上がってなかったんですよ。だから、対戦相手として最初はピンと来なかったですね。名前をなんとなく聞いたことがある程度で。

──ジェフ選手といえば兄のマット選手とのハーディー・ボーイズとして90年代後半からWWEで活躍し、その華麗な動きとビジュアルで高い人気を誇りました。のちにシングルプレイヤーとしても頭角を現し、海外ではビッグネームです。


 そういうのも試合が決まったあとに知って。ただ、それと同じくらいのタイミングで、ジェフ・ハーディーがベルトを新調したんですけど、それがすごくカッコよかったからテンションが上がって。対戦相手よりベルトに興味が沸いたって感じでしたね。一応、試合映像も観たんですけど「スワントーン(・ボム)がキレイだな」くらいしか印象に残らなかったし、当時の俺はヒザの調子もよかったから「コッチの動きのほうが上だ」みたいに思ってました。

──でも、実際の試合に関して、自分としては納得がいかなかった、と。


 結果自体は俺の負けなんですけど、とにかく試合がはじまってすぐに相手のコンディションの悪さが伝わってきて。向こうがいきなりリープフロッグを失敗して「こんなヤツとシングルで大丈夫か?」って不安になりました(苦笑)。



──ジェフ選手は天才タイプではあるものの、わりと試合に波がある印象というか。


 ああ、その典型なんじゃないですか? たまに外国人でいますけど、いまいちヤル気が伝わってこないというか。ぶっちゃけ、感じも悪かったし。試合が終わったあと、とっとと会場からいなくなったみたいですから。

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