読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1282428
0
人生成功のヒント366 本多静六一日一話
2
0
0
0
0
0
0
ルポ・エッセイ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
はじめに──心のヒダに届く言葉

『人生成功のヒント366 本多静六一日一話』
[著]本多静六 [編]池田光 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


 慶応二年、(ほん)()静六(せいろく)は武蔵国(現在の埼玉県)の一村に呱々(ここ)の声をあげ、明治、大正、そして昭和の前半に至るまで、日本の近代化とともに歩み、活躍した人物である。


 苦学して山林学を修め、東大教授のかたわら、その独特の貯蓄と投資法によって巨万の富を築きあげた。大学定年後は、思うところがあり余分の財産をすべて公共事業などに寄付してしまう。


 働き学ぶことを信条とする静六は、定年後には、亡くなるまでの二五年をかけて人生学の研究をおこない、数々の著書を世に送ってベストセラーとなった。この魅力的な人物の略伝については、巻末の解説をご覧いただきたい。


 本書は、そんな静六の心血をそそいだ人生学書から、珠玉の言葉の数々をまとめあげたものである。


 現在、代表的な著書が次々と復刊され、時代を超えて、いまに生きるわれわれに心強い指針を与えている。


 しかし、まだまだ絶版となっているものが多く、本書では、これら絶版書からも読者に供したい言葉を選びだした。


 静六は、その人生学をたんに机上で練っていたのではない。実際に、三〇〇〇件を超える膨大な人生相談をおこなっている。実践家でもあったのだ。


 その独特の人生哲学から悩みをスパッと解決するというので評判となり、人生相談だけでなく、会社経営などの相談をする人が後を絶たなかった。


 では、どんなふうに相談をおこなってきたのだろうか。静六が生前におこなった人生相談については、『立ち上がる法』(高風館、絶版)に記述されているが、その解決法をみると、人間というものを知り抜いた人物だからこその「理」と「情」に満ちている。


 つまり、相談の大筋は、常道で「理」をふまえながらも、心のヒダにふれる「情」への深い配慮がある。こうした実践から検証されたのが、本多静六の人生学である。


 本書はその性格上、拾い読みしたり、どこからでも読み始められるようになっている。なかには頭から順に読まれる方もいるだろう。その方のために、ある程度の流れも意識して構成した。願わくば、座右に置かれんことを……。


 なお、本書を編むにあたっては多くの方々のご協力をいただいた。本多静六記念室を設けている郷土の(しょう)()町役場、本多静六の嫡孫であり、東大名誉教授の本多健一氏、PHP研究所・生活文化出版部の山口毅副編集長、プロセスコンサルティングの多田慶氏、上記のみなさまには多大なる支援をいただいた。心から感謝の意を表したい。

池田 光  

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:0文字/本文:1032文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次