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スマホ1台で1000万円得する! マネーアプリ超活用術
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第2章 「電子マネー&決済」アプリ

『スマホ1台で1000万円得する! マネーアプリ超活用術』
[著]山崎俊輔 [発行]PHP研究所


読了目安時間:1時間18分
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知名度抜群も、利用率はまだ低い
電子マネーアプリを使いこなそう

電子マネーがスマホで使えることはみんな知っているが、あまり使っていない


 あなたのスマホに、電子マネーのアプリは「いくつ」インストールされているでしょうか。


 いきなりちょっと意地悪な質問をしてみました。「入れているか、どうか」を聞く質問ではないからです。


 スマホで電子(キャッシュレス)決済ができることを知らない人はいないでしょう。


 しかし、「まったく設定していない人」と「一つだけ設定している人」がほとんどであるように思います。複数の電子マネーをスマホで使い分けて、ポイントをお得にゲットしている人は、むしろ少数派のようです。


 あるコンビニエンスストアの昨年の株主総会で出たエピソードによれば、電子マネー等のキャッシュレス決済を利用している人の割合は25%に達していないそうです。いまだに多くの人が「現金」を使っているようです。



 一方で、時代は「電子マネーのアプリをインストールしているかどうか」の段階を過ぎ、むしろ、「複数の電子マネーアプリを設定して、上手に使い分ける時代」に入ってきています。店舗の入り口やレジ周りに、「電子マネーのロゴ」がいくつも掲示されているのは、今や日常の光景となっています。


 2018年10月にPayPayという新しい電子決済手段がスタートしましたが、「20%ポイント還元」というキャンペーンで、世間を驚かせたことは記憶に新しいでしょう。


 これと対抗するように、同じQRコード決済(あとで解説します)のライバルであるLINE Payも20%還元を実施しています。


 こうしたキャンペーンが、「○○店限定!」とか「×月21日〜31日限定!」というように店舗・期間限定で行われることも増えており、タイミングを逃さず(といってもムダな消費はしないように心がけつつ)、電子決済手段を選ぶ必要が出てきているのです。

もし「現金のほうが割安」と思っているなら、
その認識は間違いです


 電子マネーを用いた電子決済、つまりキャッシュレス決済を使わない理由はいくつかあるようです。例えば、「セキュリティが不安」で「初期設定が面倒」といった理由はよく聞かれます。


 初期設定が面倒、という点については、各社とも設定の難易度を下げて対応したり、初期設定が完了するとポイントを付与するキャンペーンを実施したりしています。仮に500円相当のポイントがもらえて、初期設定に30分かかったとすれば「時給1000円」ですから、ぜひ設定してみてほしいと思います。それだけの価値はあります。



 一方で、「現金のほうが割安だ」と思っている人もたくさんいるようです。確かに、江戸時代の越後屋は現金掛け値なしの商売で一世を風靡しました。ツケ、つまり後日払いは受け付けない代わりに「現金特別価格」を提供してきたわけです。


 今でも確かに、現金払いを優遇することがあります。価格で差をつけることはクレカ会社との契約に違反するので、ポイント付与率を下げたりする形で、「現金がお得」としているお店をときどき見かけます。


 しかし、ほとんどの場合、「現金はもはや割高」な決済方法だと、考えを改めておきたいところです。


 電子マネーの多くはポイントを付与します。例えば、1・0%相当を還元するということは、1000円買うたびに10円のポイントが得られ、実質990円の出費でよいということです。


 毎月16万〜20万円の出費を行う人がいて、その1・0%をポイントで得られたとすれば、1600〜2000ポイントが毎月貯まります。年間でいえば、1万9200円〜2万4000円相当ですから、実はバカにならない「1・0%」なのです。


 この1・0%は「現金決済」の人にはつかず、「キャッシュレス決済」の人にだけつきます。もちろん、サービスや商品内容は同じで、支払い方法で差がつくわけではありません。


 つまり、同じお店で割高な買い物をしているのは現金払いの人なのです。時代はキャッシュレスがお得という方向に変化しているわけです。

クレカと連動すれば、「ポイント2重取り」ができる


 ポイントの話をもう少ししてみましょう。ポイントは最大で何重取りできるか、というテーマはしばしば話題となります。例えば、


 ・1重 クレジットカードから電子マネーにチャージしたときのクレカのポイント


 ・2重 電子マネーを利用したときの電子マネーのポイント


 ・3重 ショップ発行のポイントカードのポイント


 ・4重 提携ポイントカード(楽天や駅ビルなど)のポイント


 というようにうまく同時提示できると、4回のポイントゲットチャンスがあります(3重取り、4重取りに関しては、のちほど第3章であらためて解説します)


 それぞれ還元率は異なりますが、たいていの場合、1回あたり0・5〜1・0%が還元されます。組み合わせ方にもよりますが、合計で3・0〜3・5%相当になることもあり、割安な買い物をしようと必死に考える人にとってはとても大きいインパクトです。


 しかし、たいていの人はポイントに無頓着です。そしてカギとなるのは電子マネーを軸にしてポイントを多重取りできるかなのです。

キャッシュレス決済には国がポイント還元。
消費増税もこわくない!


 2019年の秋には消費税率が2%分引き上げられることになっていますが、こうしたポイントをきちんと獲得できれば、今回の2%増税は実質的に影響ゼロにすることができます


 また、消費増税による景気の落ち込みを防ぐための対策の一環として、キャッシュレス決済について中小店舗では5%、フランチャイズでは2%を還元する政策案が動き出しています。これもクレジットカードや電子マネーの対応するサービスを利用することが前提となっています。


 今まで面倒だからと電子マネーの設定をサボっていた人にとって、今年は最大のチャンスといえるかもしれません。

財布を忘れても、
スマホに電子マネーがあればもう困らない


 実はもう一つ、簡単で明確な「キャッシュレス決済に切り替えるべき理由」があります。それは「財布は忘れてもスマホは忘れない」ということです。


 国民的ファミリーアニメの主人公は財布を忘れてお買い物に出かけ慌てるわけですが、誰でも年に数回くらいは同じ失敗をするはずです。しかも、財布を忘れたことに気がつくのはたいてい家を出てからだいぶ経ったあとです。通常はカバンの底のほうにあり、お会計のときにしか出さないものだからです。


 一方で、あなたが家を出た瞬間に、忘れていないか必ず確認するアイテムが二つあります。それは家の鍵とスマホです。家を出たらすぐ鍵を閉めますから、家の鍵は当然確認します(それでも年に一度くらい忘れてしまう人もいますが)


 そして、次に確認するのはスマホです。スマホで時刻をチェックする人、すぐに起動して乗り換え案内などを検索する人、メールやメッセージをチェックしないと落ち着かない人など、見る目的はいろいろですが、家から駅にたどりつくまでに一度はスマホを見るのではないでしょうか。



 紛失したときも同じです。財布はうっかりなくしても、数時間くらい経過していることがあります。なくしたのはどこだろうかと考えても、検討するべき場所がいくつもあるので途方に暮れてしまいます。また実際に探すのは大変です。


 かたやスマホは、なくしてもたいていすぐ気がつきます。例えばタクシーを降りたら、時間や場所をチェックしようとするので、スマホを置き忘れたことにすぐ気がつきます。そのとき、すぐレシートのタクシーの電話番号にかければ回収の確率はほぼ100%です。実際、私の友人は、「降りたところで待っていてほしい」と運転手さんにいわれ、たった5分でスマホを回収していました。


 紛失した際に、GPS情報を頼りに現在地を調べる機能や、リモートロックをかけて不正利用をさせない仕組みがあったりするのも、スマホの魅力です。


 そして、これだけ電子マネーの普及が進んだ今、スマホの電子マネーだけで1日過ごすことは十分にできるでしょう。主要コンビニで食事を買い、自販機で飲み物を買い、電車やタクシーなどの交通機関で移動すれば、電子マネーだけで1日を終えることができます。


 ドラッグストアや書店などでも対応店舗が多いので、ちょっとした買い物をしても財布なしで過ごせてしまうものです。

あなたのスマホは、
今日すぐにキャッシュレス決済端末に変わる!


 最後に、なんといっても、「すぐ設定でき、すぐ利用可能になる」というのが、スマホと電子決済の相性の良さです。


 クレジットカードが即日発行されることはありません。ショッピングモールなどで仮カードが発行されることはあっても、本カードが届くのは後日の書留で、自宅受け取りをする必要があります。


 しかし、スマホの電子マネーは、そのままそこで利用可能なところまで設定することができます。スマホを携帯電話会社のショップに持っていき設定解除をする必要もありませんし、どこかから郵便で信書が届くまで利用できない、なんていうこともないのです。


 発行手数料も原則として無料です。nanacoのプラスチックカードを発行するためには300円(税込み)、Suicaのカード発行には500円の預かり金(デポジット)がかかるのに、nanacoモバイル、モバイルSuicaのアプリの設定は無料なのです。



 ほとんどの電子マネーは、現金チャージであれば利用は初期登録だけでいけます。クレジットカードやモバイルバンキングの登録さえしておけば、チャージもオンラインでできるようになります。電子マネーを使い勝手の良いものにするためのカギは、スマホ本体の機能ではなく、むしろクレジットカードや、モバイルバンキングの利用登録にあったりします。


 ぜひ本書も参考にしつつ、あなたのスマホを便利なキャッシュレス決済端末に変えてみませんか。


今さら誰にも聞けない
「電子マネーの素朴な疑問」


 スマホで電子マネーを利用するにあたって、誰もが聞きたかった「素朴な疑問」がいくつかあると思います。そうした疑問が氷解すれば安心して利用できるはずですので、一つひとつできるだけ分かりやすくお答えしていきます。


 なお、「電子マネーのことはある程度すでに知っているよ」という人や、「早くオススメのアプリやその利用法を知りたい」という人は、この項を飛ばし、後述に進んでいただいてもかまいません。

二つ設定していたら、二重課金されるのではないか?

「電子マネーを二つ設定している」というと、不思議そうな顔をされることがあります。なぜかというと、「二つの電子マネーで同時に引き落とされたりしないか」と思うからだそうです。


 利用している人からすれば笑い話なのですが、一度も利用したことがない人にとっては、これは率直な疑問の一つではないでしょうか。


 結論を先にいってしまえば、「二重課金されることはありません」。


 コンビニなどで前のお客さんが電子マネーを利用したとき、レジのスタッフの動きを見てみてください。客が利用する電子マネーを告げたとき、店員さんは何かタッチパネルを押しています。


 これは利用する電子マネーの指定をする作業です。SuicaならSuicaを、楽天Edyなら楽天Edyを選択したあとレジの端末にタッチしたり、PayPayやLINE Payを選択してもらったあとバーコードなどをスキャンしたりするのですが、レジ端末はこのときすでに「指定した一つの電子決済」だけを読み取るモードになっています。これにより二重課金はされない仕組みになっているのです。


 これはつまり、スマホにいくつ電子マネーをインストールしてもかまわない、ということでもあります。100円の飲み物を買ったら500円消えていた、なんてことはありませんので安心してください。


 あまりにたくさん設定していると使い分けも残高管理も大変になりますが、お得なポイントを得るために、複数の電子マネーを並行して使ったほうがいいと思います。

いくつまで設定できるのか?


 二重課金の心配がないとすれば、電子マネーアプリはいくつまであなたのスマホに設定できるでしょうか。理屈のうえでは、スマホの空き容量が許す限りアプリはインストールできます。これは保有するお金の金額とは無関係です。



 例えば、私のスマホ(iPhone)には、


 ・モバイルSuica


 ・Apple Pay(クレジットカードを連携させてQUICPayで支払う)


 ・LINE Pay


 ・PayPay


 ・Origami Pay


 ・楽天ペイ


 がインストールされています。


 Androidスマホも持ち歩いていますが、こちらには、


 ・モバイルSuica


 ・楽天Edy


 ・nanaco


 ・WAON


 が設定されています。



 基本的には、あらゆる電子マネーをあなたの端末に同時に設定してもいいのです。ただし、たくさん入れすぎると、紛失時のリスクが高まり、また故障したり機種変更したりしたときにとても苦労することになります。


 あとで詳しく紹介しますが、ICカードで普及しているタイプの電子マネー(モバイルSuica、楽天Edyなど)を1ないし2、QRコード決済(LINE Pay、PayPayなど)について1ないし2をインストールするのが、管理のしやすさから考えると上限ではないでしょうか。

スマホのバッテリーが切れたらどうなるのか?


 スマホのバッテリーがもたない、というのは誰もが抱えている悩みです。モバイルバッテリーをいつも持ち歩いたり、スタバなどのカフェでコンセントを探して充電したりしている人も多いと思います。


 電子マネーをスマホで設定していてバッテリー切れになった場合どうなるのか、というのはちょっとしたホラーでしょう。


 私は実際、Androidスマホの古い機種でバッテリー切れを起こし、東京駅から出られなくなったことがあります。


 駅員さんには「別の出口に行けばバッテリーを貸してもらえる」とアドバイスされましたが、手元にあったモバイルバッテリーから10%くらいを15分ほどかけて充電し、なんとか駅外に脱出しました。


 おサイフケータイなどは、バッテリーがなくても利用できると説明されることもありますが、基本的には使えない恐れがあると考えておいたほうがいいと思います。

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