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自己肯定感が低い・傷つきやすい・人とうまくやれない それは、“愛着障害”のせいかもしれません。(大和出版)
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生き方・教養
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はじめに

『自己肯定感が低い・傷つきやすい・人とうまくやれない それは、“愛着障害”のせいかもしれません。(大和出版)』
[著]中野日出美 [発行]PHP研究所


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今、まさに生きづらさを感じているあなたへ──



「それは、“愛着障害”のせいかもしれません……」



 この本のタイトルでもある、このセリフは、いつも私がカウンセリングの場面で使っている言葉の1つです。



 私はこれまで、主に潜在意識を扱う心理セラピストとして20年にわたり、3000人以上の方の心や人生を共有させていただいてまいりました。


 私の手法は、交流分析という心理学をベースに、NLPとエリクソン催眠を応用したオリジナルのものです。


 セラピーではその性質上、クライアントさんの生い立ちを深く聞き込み、分析をする必要があります。


 それらの経験の中で、心や体、人間関係などで悩みを抱えている人の多くは、「子ども時代の養育者とのかかわり方」に何らかの問題があることがわかりました。


 いわゆる「愛着」と言われる、親と子どもとの心の絆が健全に形成されていないと、その後の人生において、心や体、人間関係などで問題が生じやすいのです。


 これを、広義な意味での「愛着障害」と、この本では呼びます。


 一般的には、乳幼児期までの養育者とのかかわり方によって、その愛着スタイルは決まると言われています。


 しかし、私個人の分析と見解から言わせていただくと、「子ども時代全般にわたる養育者とのかかわり方」が、その後の人生の愛着スタイルに影響を及ぼすと実感しています。


 もちろん、幼少であればあるほど、その影響が強いのは事実です。


 しかし、私は必ずしも乳幼児期だけで、愛着のスタイルが決まるとは考えていません。


 ある程度の年齢になってからでも、子どもの心に与える影響が大きい環境や人間関係があれば、それはその後の人生に大きな影響を与えると思っているのです。


 また、以前は「愛着障害」など心の問題の原因は、特殊で悲惨な生活環境にあると思われてきましたが、現代ではそうではありません。


 一見、何の問題も抱えていなさそうな家庭で育った子どもでも、健全な愛着を形成できずに、その後の人生において、さまざまな問題を抱えることは多々あります。


 いわゆる「毒親」なども、その一例と言えるでしょう。


 かくいう私自身もまた、かつては「愛着障害」に苦しんだ1人でもあります。


「いつも人間関係で失敗してしまう」

「なぜだか他人の顔色をうかがい、振り回されてしまう」

「自己肯定感が低く、すぐにネガティブな感情にとらわれてしまう」

「裏切られることが多い」

「人は信用できない。だから、深くはつきあわないようにしている」

「自分なんかいないほうがいいんだと思ってしまう」

「自分はきっと愛されない、選ばれないと心のどこかで思っている」



 これらは皆、「愛着障害」を抱えながらも、その正体に気づかず、生きづらさを感じながら、もがいているクライアントさんたちの心の叫びであり、かつての私自身の思いでもあります。


 まだまだ「愛着障害」という概念は一般には知られていませんが、その正体は、私たちの心や体、人生をむしばむほど大きな力をもったものです。


 そして、世間の人が思うよりもずっと多くの方が、抱えているものでもあります。



 もし、あなたがわけのわからない生きづらさ、傷つきやすさ、ネガティブな人間関係の問題などを抱えているとするならば、「愛着障害」を疑ってみてもいいかもしれません。



 私を含むたくさんのクライアントさんたちは、かつて「愛着障害」というものが何なのかを知る由もなく、ましてや克服する方法など思いつきもしませんでした。


 ただただ、「生まれ落ちた家庭が悪かった」と運命を嘆き、「自分には幸せになる権利などない」とあきらめ、どうしようもない感情をもて余しながら、もがき、あがいていたのです。


 そして、そんな私が、心理セラピストとして、また「愛着障害」という生きづらさを抱える1人の人間としての経験から生み出したのが「愛着再形成療法」でした。



 私が提唱する「愛着再形成療法」は、かつて健全に形成されることのなかった心の絆を今一度、別の形で形成し直し、さまざまな人生の問題を改善していくものです。


 実際のところ、その効果はとても大きなものがあります。


 序章でもご紹介していますが、この療法によって、ほとんどすべての方が生きづらさから解放され、自分らしい人生を取り戻しています


 ちなみにこの本では、たくさんの事例をご紹介していますが、すべて実際に私が担当した実例です(ただし、個人情報の保護の観点から、ご本人と特定できないような配慮はしております)。


 このたくさんの事例の中には、今、まさに生きづらさを感じている、生きることに苦悩している、あなたやあなたの大切な存在によく似たケースがあるかもしれません。


 もしかしたら、読み進めていくうちに、心の痛みを感じることもあるでしょう。


 しかし、どの事例のクライアントさんも、今はそれぞれの形で明るい方向へと歩み出し、人生を大きく変えています。



 さあ、今度はあなたの番です。



 この本は、わけのわからない生きづらさ、自己肯定感の低さ、人間関係の悩みなどに苦しみ、その正体にまだ気づいていないかもしれない人や、気づいていても、どうしたらいいのかわからずに困っている人のために書かれた本です。


 この本が、あなたの明るい人生の道しるべの1つとなってくれることを願ってやみません。


NPO法人 日本心理コミュニケーション協会 代表 中野日出美 

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