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“YES”新・受け入れの法則
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生き方・教養
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第4章 自分を受け入れる

『“YES”新・受け入れの法則』
[著]山川紘矢 [著] 山川亜希子 [著] あーす・じぷしー naho&maho [発行]PHP研究所


読了目安時間:27分
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自分の世界に
責任を持つと
人生がうまく回り始める

山川 亜希子


人生を変えた「受け入れの法則」


「受け入れの法則」について話そうと思うとき、最初に思い出すことがあります。


 もうずっと前の話です。当時、私はアメリカに暮らしていて、ある気づきのセミナーを受講していました。その講師にとても素敵な男性がいて、ある晩、講演を聴きました。


 その中にひとつ、心に残る話がありました。


 彼はセミナーの人気講師でしたから、かなりの高給取りだったにちがいありません。でも、彼は不満を持っていました。

「こんなに一生懸命働いているのに、十分にもらっていない。家族にもっと豊かな生活を与えたいし、自分ももっとやりたいことがあるのに、この給料ではやっていけないじゃないか」と、ずっと思っていたそうです。



 あるとき、彼は賢人の話を聞きました。賢人は言いました。

あなたの人生に現れるもの、あなたの世界に存在するすべての物事に、あなたは責任がある」



 彼は「まさか!」と思いました。


 自分の生活や行動、少しゆずって家族の人生には責任はあるかもしれない。


 でも、社会で起こっているもろもろの事件や問題や、世界のどこかで起こっている戦争が自分の責任とはとても思えない。


 そんなはずがない。自分はそんなことまで、すべてを正しくコントロールしていくことはできないのだから。



 でも、あるとき、ふっとわかったのです。


 そうか、ぼくはすべてに責任を持っているのだ。自分の世界に現れてくるものは、すべて自分の一部なのだと。


 それは理屈ではなく、深い気づきだったのでしょう。



 そう思ったとたん、彼の人生がすべて変わったそうです。


 それまで不満だった給料も、なぜか十分になりました。感謝をもってそのまま受け入れられたのです。


 すると、どうでしょうか。


 彼はそれまで「お金が足りない、足りない」と思って暮らしていたのに、不思議に自分が望んでいることが全部できるようになったばかりか、いつも家族みんなが楽しく、明るく幸せに過ごせるようになったのです。



 この話を聞いたとき、なぜかわからないけれど、私はそのとおりだ、と思いました。そして、とてもワクワクしたのを覚えています。


 まだ精神世界について何も知らないころでした。でもなぜか、「自分の世界に全責任を持つ」と決めたとき、人生がうまく回り始めるということに合点がいったのです。



 それからすでに35年たちました。今でも彼の話が心に残っています。


 そして、今はもっとはっきり、「自分の世界はすべて自分の責任だ」と思っています。これって、結局は受け入れの法則です。



 責任というと、普通はとても重く感じますね、


 それは、私たちが「何か大変なことをすること」が責任だと思っているから。


 この話をした講師は、「責任」と言うとき、ふたつの言葉を使い分けていました。


 ひとつはresponsive、もうひとつはaccountableです。


 responsiveは、たとえば「何か起こったときには私が責任を取ります」と言って会社を辞めたり、問題を処理したりするときに使われる感じの意味合いです。


 一方、accountableはもっと抽象的で、「自分の世界に起こるあらゆるものごとは自分がつくり出したものだ。すべては自分の中、自分の範囲内にあるのだ」という感覚で使われていました。そこにあるすべてをそのまま、そっと抱きしめる感覚でしょうか。


 そのときは、「もし私が十分に強力な愛を発していれば、たぶん世界には戦争はなくなるのだろう。でも、私はそうしていない。そのために、世界にはまだ戦争があるのよね。だから私には責任があるのだ」と思いました。

「自分の世界に起こるすべてに、自分は責任を持っていると認識すること」が、なぜ受け入れの法則かといえば、それは「すべてを自分のこととしてそのまま受け入れること」を意味しているからでしょう。



「意識が世界をつくっている」という気づき



 この話を聞いたころ、私は人生の大変化を体験していました。それは生まれ変わる体験と言っていいほど衝撃的な変化でした。



 この話を聞いたときからさかのぼること1年ほど前まで、私は自分が大嫌いでした。


 でも、そのことに気がついていませんでした。自分を好きか嫌いかなど、考えたこともなかったのです。


 ただ、「なぜ、自分は他の人のように元気に陽気に過ごすことができないのかなあ」と悩み、「こういう暗い性格だからしかたない。性格は一生、変えられない」と思っていました。



 自分が自分を嫌っていることに気づいたのは39歳になったころ、きっかけは気づきのセミナーです。


 その半年ほど前に、夫が「英語の勉強になるから」と言ってそのセミナーに参加しました。それをきっかけに、彼は人間的にどんどん成長し始めました。


 そして、彼や彼と一緒に受講した人がどんどん美しくなるのを目撃し、私が尊敬していた上司がそのセミナーの卒業生だったことを知って、8カ月後、私も参加することにしたのです。

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