『できる人の人生のルール[新版]』
[著]リチャード・テンプラー
[訳]桜田直美
[発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン
パートナーとのルールは、「二人とも同じルールに従う」ことを原則にする必要はない。
具体的な例でお話ししよう。
ものすごく几帳面な人と、とんでもない散らかし屋のカップルがいるとしよう。お互いに「神経質すぎる」「だらしないにもほどがある」と非難し、イライラが絶えない。
几帳面なほうは「部屋はきれいに片づけるべきだ」と考え、だらしない人は「自分の家なんだから、散らかしたままでかまわない」と考えている。