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PLAY WORK(プレイ・ワーク) 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法
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ビジネス
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Step3 自己表現

『PLAY WORK(プレイ・ワーク) 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法』
[著]ピョートル・フェリクス・グジバチ [発行]PHP研究所


読了目安時間:25分
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相手にとって「価値」と感じれば、報酬となる

一人ひとりが「タレント」


 突然ですが、朝、会社に行ったら、「あなたの仕事はないよ」と言われたとします。


 あなたは、どうしますか?



 これは、プロノイア・グループの採用プロセスで志望者に尋ねる質問です。


 会社から与えられる仕事に慣れている人にとっては、「仕事がない=何もすることがない」ことなので、この状況に戸惑うかもしれません。


 僕の会社のスタッフは、明日、会社がなくなっていたとしても、自分たちで考えて動くことができます。自分は何をしたいのか、社会に何をもたらしたいのかがわかっていて、それを自分らしく実現していくことが「仕事」だと理解しているからです。自己認識に基づく自分らしい働き方を、本書では「自己表現」と呼びます。



 僕たちが目標に掲げているのは、「タレント事務所のような会社」です。


 一人ひとりが目標をもち、「やりたいこと」を人や社会に役立つ価値に変えていきながら、自己実現を目指します。自分のなかから何かを生み出すことの楽しさを知る人は、自分の強みや能力を生かし、タレント性を発揮して主体的に社会と関わっていこうとするはずです。

何をすればお金をもらえるのか


 朝、自分の仕事がなくなっていたら、とりあえず今日からの生活費を稼ぐために、何かしなくてはなりません。さあ、どうしますか?


 何をすればお金を払ってもらえるのか、あなたは考えるでしょう。


 時給いくらのアルバイトや求人募集に飛びつくという選択肢は、ここでは外します。誰かに与えられ指示される仕事ではなく、「タレント」として自分が生み出す仕事を念頭に置いて考えてみてください。



 いろんな稼ぎ方があるでしょう。歌が好きなら、夕方の街角で、仕事帰りのビジネスパーソンを癒す歌声を披露してお金に換えられるかもしれません。釣りが上手なら、釣りの腕前を上げるコツを人に教えれば、それにお金を払う人もいるでしょう。


 あなたが提供する価値に払われるお金が、あなたの市場価値です。つまり、仕事の本質は、何らかの価値を世の中にもたらすことにあります。



 誰かに与えられる仕事ばかりしてきた人は、「自分が提供できる価値」についてあまり考えてこなかったかもしれません。自分には取り柄がないから何もできない、と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。


「価値」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はとても簡単なことです。


 あなたがかけた言葉で相手がクスッと笑ったり、勇気づけられたりする。あなたが手を差し伸べたことで、相手から感謝される。こんなちょっとしたことも、相手は「価値」と感じます


 当たり前すぎて気づいていないだけで、誰しもお金をもらえる「価値」が手元にあるのです。

「自分が提供する価値=相手が求める価値」ではない


 価値に対する報酬はお金だけではありません。子育て中のお母さんにとって、子どもの成長に寄り添える喜びが何よりの報酬です。


 社会貢献に尽力するボランティアは、お金の代わりに、世の中の役に立っているという自己肯定感を得ていると考えることもできます。親身になって友人の相談に乗れば、親愛の情が返ってきます。部下をいつも気にかけている上司は、部下からの信頼を得ることができます。


 自分が提供する価値に対しては、何らかの報酬がもたらされます。その相手が顧客か上司か家族か友人かによって、発注書か給料か愛情かの違いがあるだけです。すべてに共通するのは、「価値を提供すれば、報酬が返ってくる」というシンプルな法則なのです。



 これは、「対価をもらって何かをする」という従来の仕事のやり方とは、対極にある考え方です。「自分は何がしたいのか」「社会に何をもたらしたいのか」が先にあって、それが相手に求められるものなら、価値に転換され、報酬がつくという図式です。




 たとえ対価をもらってする仕事でも、「自分が提供する価値は何なのか」という視点は大切です。僕らも当然、顧客から対価をいただく仕事をしていますが、「自分たちが提供する価値」が「相手が求める価値」と必ずしもイコールではないのです。


 たとえば、企業の人事担当者から、社内コミュニケーション活性化のためのプログラムを依頼されたとします。人事担当者は「前回のプログラムが、社員の評判も上司のウケもよかったから、同じものをやって」と注文します。


 依頼された通りのプログラムを提供すれば、「報酬」を得られるでしょう。ただ、それがベストな選択肢とも限りません。

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