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令和の新常識 平成・昭和の旧常識をアップデート
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雑学
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2章 社会の新常識

『令和の新常識 平成・昭和の旧常識をアップデート』
[著]日本の新常識研究会 [発行]PHP研究所


読了目安時間:19分
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ソ連といえば、世界一大きな社会主義の国家

→ソ連崩壊後もロシアの国土は世界一 新常識



 ソビエト連邦(ソ連)の崩壊を知らない人はまずいないと思います。ですが、国連の議席はロシア連邦が引き継ぎましたし、今も大国であることは変わりません。実際のところ、ソ連が崩壊したことで何が変わったのでしょうか。


 まず確認しておきたいのは、ソ連とはどのような国家だったかということです。最大の特徴は社会主義・共産主義を掲げるソ連共産党が、複数の国・民族から成る連邦国家に、一党独裁を敷いていたことでしょう。


 ソ連の中核を成していたロシア共和国の離反などにより、そのソ連共産党が解体されたのが一九九一年。結果、バルト三国や中央アジア諸国、東欧諸国など、支配下にあった国が次々に独立していきました。ロシア共和国もロシア連邦に。ロシアの国土面積は世界一ですが、じつはソ連時代は約二二四〇万平方キロメートルを誇り、アメリカと中国を合わせたより大きかったのです。日本一四個分近い国土を減らしてしまったわけです。


 それと同時に共産党支配下では規制されていた市場経済の受け入れも行なわれました。ただ、通貨はハイパーインフレを起こし、企業の民営化はうまく進まず、大きく国力を落としています。こうした不安定な状態を、強権的に介入することで無理やり抑えたのがプーチン大統領です。まだまだ資本主義受け入れは途上といったところです。


 多くの問題を抱える大国ロシア。これからも情勢には注目していきたいところです。



アメリカは製造業や鉄鋼業で世界をリードする

→IT企業大国となったアメリカ 新常識



 アメリカの自動車メーカーといえば、ビッグ・スリーと呼ばれる「ゼネラルモーターズ(GM)」「クライスラー」「フォード」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。とくに、GMとフォードは長らくアメリカの自動車販売台数一位、二位を誇り、世界経済にも大きな影響を与えた巨大企業。ビッグ・スリーの工場が置かれる都市デトロイトは、世界最大の自動車工業都市にまでのぼりつめました。


 デトロイトの発展を促したのが、五大湖と呼ばれる五つの湖の水運です。デトロイト以外にも、五大湖周辺にはシカゴやピッツバーグといった、多くの工業都市が栄え、一大工業地帯を形成していました。


 しかし、一九七〇年代頃から、日本やアジア各国などの台頭によって自動車をはじめとしたアメリカの工業は衰退していきました。そして二〇〇九年にはGM、続けてクライスラーが破綻。二〇一三年には、デトロイト自体が財政()(たん)(おちい)ります。こうした衰退はデトロイトに限った話ではなく、かつて栄えていた五大湖沿岸の工業地帯は「ラストベルト」と呼ばれるまでに(おとろ)えていったのです。ラストベルトとは、さびついた工業地域という意味です。


 そんな工業とは対象的に、七〇年代以降アメリカで急成長してきたのがIT産業です。とくにGAFA(ガーフア)とも呼ばれるグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンを知らない人はほとんどいないでしょう。この四社は世界の時価総額ランキングでも上位を占めており、現代を象徴する企業といえます。


 これらIT産業急成長の舞台となっているのが、「サンベルト」と呼ばれる北緯三七度以南の地域です。もともとは農業がさかんな地域ですが、税制優遇や賃金の安さなどを背景に新興企業が多数進出しています。

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