『心の持ち方ひとつで人生が変わる!』
[著]高橋伸忠
[発行]PHP研究所
超高齢社会を迎えたことは、本当にうれしいことです。しかしそれとともに、仏教では、人生に四つの苦しみがあると教えています。“生・老・病・死”についてきちんと考え、自分なりの心構えをもつ必要があります。
どんなに逞しく見える人にも、老いは確実に訪れます。
個人差はあるものの四十歳を過ぎた頃から生理的な老化現象(病気でない)がはじまり、六十五歳を過ぎると、脳の神経組織の障害による病気である認知症が急速に増えます。