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なぜ、それが無罪なのか!? 性被害を軽視する日本の司法
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ルポ・エッセイ
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第13章 Yes Means Yes

『なぜ、それが無罪なのか!? 性被害を軽視する日本の司法』
[著]伊藤和子 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:12分
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法律が変われば人々の意識はすぐに変わるでしょうか。答えは半分はイエス、半分はノーでしょう。法律とともに人々の意識を変える必要があります。

そのためには教育やメディアの影響はとても大きいのです。

なぜ意に反する性暴力をするのか。それは、相手を単なる欲望の対象としてしか見ていない、一人の人間として尊敬し、その意志を尊重するという姿勢がないからでしょう。

最近、あるテレビの特集で性犯罪者と対話をもつ写真家の女性が紹介されていました。彼女は25年前に意に反する性行為をされた経験に深く傷つき、自分を責め、人間に対する信頼を根本的に失い、何度も自殺未遂を繰り返してきましたが、自らの写真を撮影することによって「生きていていいんだ」と認識し快復に向かったものの、今も投薬を受けているといいます。

最近、彼女は性犯罪者との対話を重ねるようになりました。どんなに苦しんだかを加害者に伝えることで、もう二度と繰り返さないでほしい、という願いからです。

彼女が「なぜそんなことをしたのですか」と問いかけると、男性たちは「相手の感情とか痛みとか全然想像しない。ただ物に見えた」と打ち明けたといいます。

一人の人間として女性をリスペクトせず、欲望の対象としか見ない、だから、相手の意に反して、性行為に及んでしまうわけです。本能だけで動く動物とほとんど変わらないのではないでしょうか。


 

法律とともに変わるべきもの


 

性行為というのは、人間関係のなかでももっとも親密なものです。

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