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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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あなたの心に聞きなさい
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生き方・教養
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第1章 自分を信じることからすべてが始まる

『あなたの心に聞きなさい』
[著]高橋恵 [発行]すばる舎


読了目安時間:16分
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 私たちは、ついつい完璧な人を目指したり、多くを望んでしまうものです。そして、その望みが心を迷わせる原因になります。


 お金はないよりあったほうがいい。


 頭の回転は遅いより早いほうがいい。


 足は短いより長いほうがいい。


 それは、そうなんです。


 でも、大事なことが一つ……それは、「ないものはない」ということです(笑)。


 天地がひっくり返っても、ないものはない。急に手足が伸びることはありません。


 私たちは、何でも「できないこと」「ないもの」を大きく捉えすぎるのです。


 できないことを悪いことのように思ってしまうから、人にも同じように厳しく接します。


 できない自分のことが嫌いだから、他人のことも嫌いになってしまうんです。


 できないことがあってもいい。もっといいところを見て、いいところを伸ばせばいい。そんなふうに言ってあげられる人が増えれば、みんなもっと心地よく過ごせるはずなんです。


 私がずっと大事にしている言葉があって、それは母に幼いときに言われた

「あなたには、あなたのいいところがたくさんあるじゃない」


 という言葉です。


 私は三姉妹の次女で、優秀な姉と比べて勉強はできませんでした。


 でも、それで私はいいのだと母は何度も言ってくれました。


 自分には自分のいいところがある。人には人のいいところがある。私たちは、そのいいところに誇りを持って生きていけばいいのだと、その言葉で何度も救われてきました。


 人は、どうあがいても他人のようにはなれません。

「三つ子の魂百まで」と言うように、小さい頃の気質をずっと持っているものなのです。見てみぬふりをして、おさえつけようとしたって無理なんです。


 おさつければおさえつけるほど、本来持っているものを無視しようとするほど、大きな反発がやってきます。


 何だかわからないけどつらい、自分がわからない、というときには「こっちを見てくれ~!」と心が叫んでいることに気づいてあげてください


 人生というのは、いろいろな人に会って、いろいろな経験をしていきますが、年齢を重ねて最終的には「本来の自分」に戻っていきます。


 どれだけ取り(つくろ)って新しいものを身につけたとしても、子どものときのような性格や性質に、だんだんと戻っていくのです。


 しかし、そのときに未消化のものがあると……つまり、自分は自分でいいのだと認めてあげられていないと、非常につらくなります。


 変えたくても変えられないのですから、早いところ自分のあるがままを認めてあげたほうが楽しい人生が待っているのです。

「あなたは、あなたのままでいい」

「人と比べなくても、たくさんいいところがある」


 あなたにお子さんやパートナーがいたなら、ぜひそんなふうに言ってあげてほしいと思います。


 信頼している人からのたった一言で救われる人がたくさんいるはずです。


 そして何より、あなた自身もそう考えることによって、変にないものねだりすることなく、今あるものに目を向けることができます。

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