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(2021/11/26 追記)

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子どもの“いい歯”はお母さんがつくる! 虫歯のない子に育てる本
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くらし
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第4章 身近な困ったさんとその対策

『子どもの“いい歯”はお母さんがつくる! 虫歯のない子に育てる本』
[著]倉治ななえ [発行]PHP研究所


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第4章 身近な困ったさんとその対策


マンガ●虫歯のウソ・ホント?③


虫歯に対して理解のない
お父さんはどうすればいいの!?


虫歯なんかほっとけばいい!?



 女性の社会進出が進み、家事も分担して行なうご夫婦もだいぶ増えてきたようです。とはいえ、家庭や子どものことは、すべてお母さんまかせという父親が、いまだに多いのもまた事実でしょう。


 今のお父さん方が子どもの時代というのは、虫歯に対する意識が希薄でした。子どもに虫歯があるのは当たり前、下手をすれば、ほっておけば治るくらいの気持ちを持っていた親も少なくはなかったかもしれません。

三つ子の魂百まで」、とはよく言ったもので、こういう少年時代を送ったお父さんたちは、子どもの歯やアゴなんてものは、自然に発育するもんだ、ぐらいにしか考えていないものなのです。


ときには診療室へも一緒に



 子どもの虫歯予防やアゴの発達のためには、家族全員の協力が必要なのは言うまでもありません。いつもは子どものことはお母さんにまかせっきりのお父さんも、ときには子どもと一緒に歯科医院へ来てはいかがでしょうか。


 クラジ医院にも、お父さんが見えることがありますが、診療室で案外としっかりとしている子どもの姿を見て、感慨深げに帰っていくことも多いのです。


 さらに、お父さんも虫歯予防に対する知識を持ってもらうことも必要です。

母子感染」の項でも触れましたが、同じ食器を使うことによって起こる、虫歯の「父子感染」だって十分にあり得るのですから、お父さんだって、しっかりと虫歯を治しておかなければならないのです。

父親は家族を守るためにも、仕事だけしっかりしておけばよい」という古い価値観に縛られている方が多いのも事実ですが、子どもの歯を守ることだって、父親の大切な役割だと思います。


 休日もゴロ寝ばかりしていないで、子どものアゴの発達のためにも、外遊びに連れて行ってくださいね。


衛生観念のない祖父母には
どう対処すればいいの!?


古い日本の愛情表現も虫歯には大敵


この前、ウチのおばあちゃんが、入歯を外して、この子に口移しでアメを食べさせようとしていたんですよ。もう、ビックリしちゃって~!


 診療室に子どもを連れてやって来たお母さんが、少し困ったように、こんな訴えを口にしたのです。


 たしかに、大人が食べ物を嚙んでから、幼い子どもに与えるというのは、古くからある日本の風習のひとつで、固いものを柔らかくしてから食べさせようという、愛情の表れでもあるのです。


 しかし、この行為が子どもの歯のために、いかに良くないかは、容易に想像できると思います。


 大人はミュータンス菌だけでなく、歯周病菌やほかの病原菌も持っている可能性が高く、それが嚙んで与えた食べ物を媒介として、子どもの歯に感染する確率は、極めて高いのです。


子どもの害にならない愛情表現を



 この、食べ物を嚙んでから幼い孫に与えるという行為は、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、決して悪意があるものではありません。孫かわいさに、ついつい…という気持ちはよく分かるのですが、ダメなことはダメと、はっきり言う必要があるのではないでしょうか。


 おじいちゃん、おばあちゃんの孫に対する愛情表現は、食べ物を与えることだけではありません。


 たとえば、おはじき、お手玉、折り紙、トランプなどをして一緒に楽しく遊ぶなど、コミュニケーションをとる方法は、他にもいくらでもあるのです。


 せっかく孫をかわいがってくれている祖父母を否定ばかりするのではなく、そうやって遊ぶ環境を、両親をはじめ、周囲の人間が整えてあげる、提案してあげることも、大切になってくると思います。


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虫歯のリスクが高い祖父母との同居



 口移しで食べ物を与えるまではいかなくても、祖父母との同居で、虫歯のリスクが高くなるのは、事実です。


 たとえば、両親の目を盗んで、甘いものを孫に与えるおじいちゃん、おばあちゃんは多いもの。


 親がいくら口やかましく言っても、というより、親の厳しさとは反比例するように、祖父母は孫を甘やかしてしまうものなのかもしれません。

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