読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

犬耳書店はRenta!へ統合いたします

(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

0
-2
kiji
0
0
1288533
0
現役アナウンサーが教える 緊張ゼロで話せるIOSメソッド
2
0
0
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第5章 緊張をとくストレッチ 心を落ち着かせるルーティン

『現役アナウンサーが教える 緊張ゼロで話せるIOSメソッド』
[著]高畑百合子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:19分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ



 本番で緊張状態をゼロにするための「IOSメソッド」、本章で説明するのは三番目のステップ〝S〟です。情報をインプットし、アウトプットするための整理もできました。いよいよ本番を前に、ストレッチで身体と心の緊張をとき、最高のパフォーマンスを発揮しましょう。



 本番前に感じる緊張には、良い緊張(集中モードに入ってリラックスしている状態)と悪い緊張(ストレス)があります。悪い緊張を減少させ、良い緊張を活かして、最高のパフォーマンスが得られるようにしなくてはなりません。


 競走馬や犬は、ストレスを極力与えずリラックスした状態で自由に走らせると、いつまでも走っているといわれますが、ストレス(悪い緊張)を与えて走らせるとゼイゼイと、すぐに息切れしてしまうそうです。


 ストレスを極力排除したいと願うプロのスポーツ選手は、成功した人であればあるほど、自分に合うストレス解消法や本番前に必ず行う独自のルーティンを持っていることが多いです。第2章で、ラグビーの五郎丸選手のルーティンについて紹介しましたが、フィギュアスケートの羽生結弦選手が、本番の直前、武士の「士」という字を書く動作をすることで、身体の縦の軸をまっすぐにし、ブレないようにという意味のルーティンを行っていることも良く知られています。



 私たちアナウンサーにとっては本番のスタジオが戦場であり、勝負の場です。


 十六年間のアナウンサー生活で、私がさまざまな方法を試しながらたどり着いた、本番直前の緊張やストレスを取り除くためのストレッチ、ルーティンを具体的にご紹介したいと思います。

1 肩甲骨をほぐすストレッチ


 MLBロサンゼルス・ドジャースに所属するマエケンこと、前田健太投手が、試合前や試合の合間にウォーミングアップとして行うストレッチが「マエケン体操」と呼ばれて有名になりました。


 両腕をグルグル回すなど独特で、一見ユーモラスに見えますが、実はしっかりと計算された動きなのです。一番の特徴は、肩甲骨がしっかり動いていること。肩や肩甲骨のあたりの血流を良くすることで、肩甲骨の可動域を広げて柔軟性を高め、スムーズな投球を可能にする合理的な体操で、肩こりにも効果があるそうです。



 実は、肩というのは緊張と密接な関係があります。


 肩がガチガチに凝っていると、肺で空気を吸いにくくなって呼吸を止めてしまい、声も出づらくなり、余計に緊張してしまいます。


 緊張をとくために一番簡単にできることは、肩の緊張をほぐすことです。


 私が永井先生から教わり、自分流にアレンジして、本番前にいつも行っている肩のストレッチ(次参照)をご説明します。




 このストレッチを行うことで、肩甲骨の回りの筋肉がほぐれ、呼吸が安定します。


 すると気持ちが落ち着き、緊張がほぐれていきます。

頸を温めて緊張をとく「フード効果」


 ところで、どうして肩に緊張が影響するのでしょうか。


 科学的、生物学的にいえば、くびを守るためといわれています。


 頸動脈はくびの左右にあって、頭部に血を送る太い動脈です。


 もし、ライオンなどの猛獣に頸を狙われて頸動脈を嚙み切られたら、人間は命を落としてしまいます。そんな狩猟時代の太古の記憶が残っているのか、人間には頸動脈を守るという本能が備わっています。私たちは無意識に頸の部分を緊張させて盾にすることで自分の命を守っているのです。だからマフラーやスカーフで頸を覆うと自然と肩が下がるのだそうです。シャツや上着にえりがあるのも、頸動脈のある頸を保護し、守るためといわれています。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:7928文字/本文:9387文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次