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琉球ユタはる 見方を変えればチャンスは無限(KKロングセラーズ)
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ルポ・エッセイ
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五章 自分の人生は自分で切り開ける

『琉球ユタはる 見方を変えればチャンスは無限(KKロングセラーズ)』
[著]琉球ユタ・はる [発行]PHP研究所


読了目安時間:13分
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世の中に起きることは「マイナスの現象」から始まって「プラス」に転じる




 私は二〇年前、沖縄県具志川市赤道(現うるま市)で小さな喫茶店「カフェボヘミア」を経営していました。


 お店は白を基調にしたカフェで、手作りの机や椅子(私のハンドメイド)を置き、週末にはライブが聞ける、そんなお店でした。


 まぁ、そうは言っても、満席でも二五人くらいのお店でしたから、暖かな常連客で賑わい、その当時、会社経営もしながら趣味的に運営していたお店だったので、私の密かな癒しの場でもありました。



 ところがお店を開けて半年も立たぬ頃に、ある事情で経営する会社をやめることになりました。そして、会社の持ち物であったこの喫茶店を引き取って、途方に暮れていました。


 お店の売り上げで、整理した会社の負債を払えるはずもなく、かといって少ないながらも常連客の癒しの場になっていたので、こちらの事情で急に閉めてしまう訳にもいかずに、どうしたものか? と考えながらも、後三カ月はお店を開けてその後に整理しようと決めました。



 そんなある日のこと、私がランチタイムの片付けを終えて休憩していると、以前に勤めていた某ファーストフードの従業員が遊びにやってきました。


 彼女達は、その某ファーストフードに勤めていた頃によく占いをしてあげていたので、わざわざ私を探して占ってもらいたいとやって来たのです。


 わざわざ来ているので、無下に帰す訳にも行かずに恋愛相談に乗ってあげると、たいそう喜んで帰ってきました。



 しかし、それからというもの、彼女達の友達が噂を聞きつけて、占いを求めてやってくるようになったのです。「口コミ」というのは本当にすごいもので、日に二〇人もの人が訪れるようになりました。


 お金を取ってやるのもどうか? と考えていたので、何か注文してくれたら、占ってもいいよ、とルールを設けて見てあげていました。


 最初は彼女達の友達のつながりが、その両親に流れ、両親から両親の知り合いに流れといったように、どんどん人が増えて行き、無料占いを始めて三カ月で一日三〇人近い方がお店を訪れるようになったのです。


 占いの料金は取らないので、売り上げ的にはたいしたこともなく、そろそろ三カ月だから閉店しようとかと考えていたら、いらっしゃるお客様達から「お店を閉めないで、お金をいくらか取ってでも占いは続けて欲しい」と強い要望をいただいたのです。

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