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わたし84歳、今がいちばん幸せです!(KKロングセラーズ)
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生き方・教養
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第6章 私のスピリチュアルへの道

『わたし84歳、今がいちばん幸せです!(KKロングセラーズ)』
[著]広瀬尚子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:23分
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気づき始めた人間存在の第四レベル




 人はみな自分という存在を認識する時、まず肉体としての自分を思い、さらに目には見えないけれど感情とか知性とか精神、心というものも自分に属するものとして存在することは知っています。


 私が長年行っている英国発のワークでトランスフォーメーションゲーム(変容のゲーム)というのがありますが、これは自分を見つめ、ふだん意識に上って来ない「本当の自分」に気付くことで自分の中に変容が起きることを目的とするものです。



 ゲームの中に四つのレベルが出てきますが、第一段階が「肉体のレベル」、第二が「感情のレベル」、第三が「精神のレベル」、第四が「霊的なレベル」です。


 つまり、人間をとらえる場合、この第三のレベルまでは誰もが目に見えなくてもその存在を知っています。しかし第四のレベルがあることに気付いている人は少ないのではないでしょうか?



 実は本来の人間の存在はこの第四のレベルにあるんですよね。私も四〇代半ばまではこのことに気付きませんでした。それに気付いてからどんどん人生が変わり始めたのです。


 え? どんな風にですか?


 それはもちろん「良い方向に」です。不幸なことが起きない、という意味ではありません。たとえそのようなことに直面しても、絶望したりふさぎ込んだりしなくなるという意味です。



 私の母は生前オカルト的なことに興味があって、自分の不思議な体験をよく話していましたが、私はいつも「そんなことあるわけないでしょ」とか「それはお母さんの気のせいよ」などと軽くあしらっていました。


 そんな時に父が亡くなり、そのお葬式でとても不思議な出来事がありました(四章のシンクロ体験〈その〉参照)。


 ちょうどその頃、母から「また馬鹿にするかもしれないけど読んでみて」と渡された本がありました。チベットの経典『死者の書』をやさしく解説した今は亡き俳優の丹波哲郎さんが書かれた本です。


 それには人の心の奥底には永遠に生き続ける「魂」というものがあって、肉体はこの世を生きている間だけの衣のようなもので、「死」はその衣を脱ぎ捨てるだけのこと、魂はまたこの世に戻って来て違う衣を着て別の人生を生きる、つまり輪廻転生をすると書いてありました。



心をどんどん変えていった自然の美しさと感動




 なぜかその考え方はすーっと私の心に入って来たのです。その後間もなく離婚をして、私は外へ勤めに出るようになりました。


 するとその勤め先には高橋信次さんという方の本が何冊もありました。そこにも「魂」の存在とか輪廻転生の話、肉体はこの世で魂が乗る舟で、人生はその舟で川を渡るようなもの、向こう岸(つまり彼岸)に着いたらその舟を下りるだけ(=死)、魂はまだ生き続けて、また別の舟に乗って新たな人生を生きる、と同じことが書いてあったのです。



 それから海外の科学者や医者が書いた「過去生」や「臨死体験」についての本を次々読み始めました。すると同じようなことに興味のある人と不思議なほど出会うようになり、それからそれへと人や本との縁がつながって行きました。


 何年も会っていなかった友達に会うと、その人も同じような本を読んでいたりしてお互いに驚いたり共感し合ったりということもよくありました。



 古今東西どこの国でも同じような体験をしている人が、こんなに大勢いるなら、それは事実に違いない、と思えるようになるまでには何年もかかかりましたが、五〇代を過ぎる頃にはもうそれはゆるぎない事実として、私の心にしっかりと根を下ろしていました。



 それに輪をかけたのが北軽井沢での田舎暮らしでした。豊かな緑に囲まれた広い庭のある暮らし、初めての完全な一人暮し、四季折々の自然の美しさ、畑仕事、自然の与えてくれる数え切れないほどの感動と感謝は、準備の出来た私の心をどんどん変えていきました。



六五歳で初めて行ったスコットランドの「フィンドホーン」




 極めつけは六五歳の時に初めて行ったスコットランドの「フィンドホーンコミュニティ」。きっかけはその五年前に出版された『フィンドホーンの花』という本でした。


 そのコミュニティの三人の創立者の一人アイリーン・キャディという女性の人生が書かれた本でしたが、彼女の壮絶な体験やその生き方に深く感動した私は、是非ともこの地に立ってみたい、この女性に会ってみたいと思うようになり、そこに初めて訪ねる人のための「体験週間」(Experience Week)という一週間のプログラムがあることを知ってそれに参加しました(日本から一緒に行った一七人のメンバーのうち何人かとは二〇年近く経った今も、姉妹や親戚のような付き合いが続いています)。

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