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宝塚歌劇 柚希礼音論(東京堂出版) レオンと9人のトップスターたち
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ルポ・エッセイ
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5章 安蘭けい 星の王子様は誰? 〜二番手まで〜

『宝塚歌劇 柚希礼音論(東京堂出版) レオンと9人のトップスターたち』
[著]松島奈巳 [発行]PHP研究所


読了目安時間:10分
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三代続いて他組から


 柚希礼音の入団時、星組トップスターは(みのる)(こう)がつとめていた。


 以降、トップスターはこんな変遷をたどった。


2001年10月~(こう)寿(じゅ)たつき72期 花→雪→花→雪→専科→星)
2003年3月~()(づき)わたる75期 星→宙→専科→星)
2006年11月~()(らん)けい77期 雪→星)



 カッコ内に、「星」という文字が少ないのが一目瞭然である。


 稔幸も、その前任の()(おん)ゆうも、星組ひと筋に歩んでいただけに、この時期は特殊なトップスター(しょう)(へい)が続いたといえるだろう。組を入り乱れた人事には、先に説明した専科制度の導入が根底にある。繰り返しになるがこの時期、「組のカラー」は限りなく薄れてゆく。


 埼玉県所沢市出身の湖月わたるは、174㎝の長身。退団後、放送大学のコマーシャルに出演しており、一時期、いわゆるカッコ良さでは歌劇団随一と称されていた。


 1998年の宙組発足にともない星組からヘッドハントされ、三番手(トップスター・姿月あさと/二番手・和央ようか)として新しい組を支えてきた。宙組の体制が固まったところで湖月が星組にトップスターとして返り咲くという人事は、まったくもって順当だった。


 だが残り2人のトップスター就任は、驚きをもって迎えられた。


衝撃的な雪組からの異動


 稔幸の後を継いだのは、香寿たつき。北海道札幌市出身で、通称・タータン。


 それまで星組とはまったく接点がないにもかかわらず、専科から落下傘のように、次期トップ候補として降り立った。星組への配属には、星組&香寿と双方のファンが戸惑った。香寿は清潔感あふれる和風な顔立ちで、かっちりとした歌唱力に定評があり、典型的な雪組タイプだったからだ。

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