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異常に! 当たる 顔相学(KKロングセラーズ)
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エンタメ
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はじめに

『異常に! 当たる 顔相学(KKロングセラーズ)』
[著]岡井浄幸 [発行]PHP研究所


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()(しょう)(りょう)(かん)(そう)(がく)の大導師として、みなさまにお伝えしたいこと



 私たちは例外なく、だれもが、生まれながらにして幸せに生きられる条件を持ち合わせています。もし、いま、あなたが幸せでないと感じているとしたら、それはご自分で自分自身をゆがめてしまっているからではないでしょうか。



 私たちの人生は、人と人の出会いから始まり、そのなかで縁が生まれていきます。



 そして、縁の始まりは見た目で決まるといってもいいでしょう。私たちは、出会った人と縁があるかないかを無意識のうちに見分けていますが、この判別こそが、私たちの運を左右します。



 人は、もともと縁を見分ける能力をもっていますが、これが「観相」です。つまり「観相」とは、ふだんから無意識のうちにだれもが行っていることなのです。



 私は、つい半年前にあるテレビ番組に出演したことから、その番組に数回出演させていただく機会を得ました。これは私の師である藤木相元先生のご縁がきっかけで、今に至っております。



 その番組のためにテレビ局をお訪ねしたとき、番組の収録をするなどほとんど縁のなかった私にとりましては、このうえもない喜びであるはずなのですが、不安だらけでどうしようもない心境でした。


 でも、初めてお会いした担当の方がニコッと笑って、「大丈夫ですよ」と言われたとき、私の張り詰めていた心がほぐれていきました。またご縁があるといいなと念願していましたら、その数日後にご連絡をいただいて二回目の出演が決まり、そこから私の運が巡ってきたのです。



 しかも、今をときめく国民的アイドルや超有名なタレントさんばかりを鑑定させていただくのですが、みなさんそれぞれが個性のある良いお顔をされています。


 ただカッコイイとか美形といった見た目ではなく、やはり人間的魅力がお顔からも人間性からもあふれ出ていて、私は本当に素晴らしい勉強をさせていただいていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。


瀬戸内海の陽射しのなかで、のびのび育った子ども時代



 私は、瀬戸内海の播磨灘に浮ぶ香川県小豆島に生まれました。壷井栄の小説、映画でも有名な『二十四の瞳』の舞台になったところで、現在はオリーブの国内栽培の発祥地としても内外に広く知られる美しい島です。



 父は外国航路の船のエンジニアだったため、年一回の一カ月余りの休暇以外は、ほとんど家にはいませんでした。普段は、母と私と妹の三人で暮らしていたわけですが、近くに祖父母もいましたし、周囲の人たちの温かい愛情に包まれて、明るくのびのびと少女時代を過ごしました。



 そして地元の高校を卒業して、大学に進学することが決まり、親元を離れて東京での一人暮らしが始まりました。


 はじめのうちは環境の急激な変化に戸惑ったり、ホームシックになったりしましたが、すぐに東京の生活にも慣れ、大学時代を楽しく、有意義に過ごすことができました。


順風満帆な人生だったはずが、暴風雨にさらされて



 大学を卒業したあとは、恩師の紹介で大手食品メーカーの研究所に入り、その後、これも先輩とのご縁で文部科学省の外郭団体に長く勤務しました。どちらも当時の女性としては、かなり恵まれたポストを与えられ、重要な責務を任されていたと思います。



 ところが、それまでとくに困難もなく生きてきた私でしたが、「人生には山もあれば谷もある」ということを思い知らされることが次々と起こりました。


 仕事と家庭を両立させ、充実した日々を送っていたつもりだったのですが、仕事のキャリアがアップしていくのと反比例するかのように、私生活や仕事上での人間関係に影がさしてきたのです。


 ふり返ってみると、それほどの苦労を知らず、それなりに順風満帆にきた私は、どこかで自分を錯覚し、その自信が自分を追い立てて、何事も頭でっかちにとらえていたのだと思うのです。



 小さい頃から責任感や正義感は自分でも強いと思っていたのですが、何かの抵抗にあうと、本能的にもっている強さや「我」が出てしまい、力んでしまうのです。平穏に収めようとすればするほど力が入って、裏目に出てしまうようになったのです。



 そんな状況にあっても、自分なりに頑張ったつもりですが、次々と新たな困難が降りかかってきて、どうすればいいのかわからず、私は知らず知らずのうちに、混乱の渦中にいました。


藤木相元師と出会い、観相学と出合う



 そんなとき、偶然、仕事の関係で紹介されてお目にかかったのが「嘉祥流観相学」の創始者である、藤木相元先生でした。


 テレビや雑誌などでお顔は存じておりましたが、お話をさせていただく機会を得て、先生のお人柄に感銘を受けると同時に、先生が提唱なさる「観相学」に興味を持ち、勉強をさせていただきたいと思ったのです。



 自分にとって、今は人生の大きな節目に差しかかっていて、いったんすべてをリセットして、自分を見つめ直さなければならないということなのだと痛感し、こんなにありがたいことはないと心から思いました。


 藤木先生とのご縁、これこそが私の運の始まりで、私の人生において、もっとも大切で大きな転換点となったのです。



 ところが、先生のもとで学び始めたのですが、先生は私の顔に対して何もおっしゃらないのです。どうしてだろうと思いながら内心不安でしたが、それでも自分の(がん)(そう)についてはなかなかお聞きすることができませんでした。


 たしかに、私のほうからお尋ねしないのに、先生のほうから言っていただけるはずもなく、苦悶のなかにいた私は勇気を出して、どうすれば好転できるかと思いきってお尋ねしてみました。先生と初めてお会いしてから、半年以上は経っていたと思います。


「先生、私に、何かアドバイスをいただけないでしょうか」


 と言うと、先生から返ってきた言葉は、

「あなたはメイクを変えるべきだね」


 というひと言でした。やはりそうなんだ、もっと早くお聞きすればよかった、と。



 そして具体的には「あなたは眉を変えなくてはいけない」と言われ、持っていたアイブロウペンシルを出すと、先生が眉を描き直してくださったのです。



 その顔を鏡に映した私は驚いてしまいました。


 たった眉ひとつなのに、目の前の鏡の中にいる自分が先ほどとはまったく違っていたのです。それまでの私の眉は、戦いの眉といわれる、しっかりした上昇眉「剣眉」でしたが、先生が描いてくださった眉は、アールのついた、女性には理想的な「三日月眉」でした。



 それだけのことだったのですが、自分の顔を見た瞬間、何か肩の力がいい感じで抜けるような安堵感を感じ、もうそんなに頑張らなくてもいいのだと、今までの自分をむしろ怖く思ったものです。


 それから、私の中では何かが変わり始め、そのうち身の回りも不思議なくらい平穏に、落ち着いていったのです。



 それは、私が「観相学」と初めて向き合うことになった大きなきっかけでした。



 その後、先生のすすめもあって、観相学の全科を学び、哲理を深く受解させていただき、今は、高野山におきまして在家得度の()(ちょう)を授かった尼僧でございます。


 今思えば、子どものころから手を合わせる習慣や、さまざまな私の生い立ちがここにつながっているように思えることも多々ありました。


 私の故郷、小豆島には八十八カ所の霊場があり、日本屈指の霊泉である弘法の滝もあるという、弘法大師空海とも非常に縁の深い場所です。


 そのような歴史がある場所で私が生まれ育ったことや、もともと最古の仏教を礎とする観相学に関わらせていただくことになったことは無関係ではない気がしてならないのです。



 そして、今年の五月に藤木相元先生がお亡くなりになり、先生の残された「嘉祥流観相学会」を私が引き継いでいくことになったということを思うと、その重責に身も心も引き締まり、なんとも不思議でこの上ないありがたいご縁だと思わずにはいられません。


観相学は一五〇〇年以上の歴史がある総合科学です



 嘉祥流観相学は、占いではありません。


 お顔を拝見して、科学的に性格や運命などを、さまざまな観点から割り出していくので、たしかに「占う」という言葉にはなるかもしれませんが、「顔相」を診断するのです。



 観相学の歴史は古く、約一五〇〇年前の禅宗の祖、達磨大師までさかのぼります。


 達磨大師により編み出された「観相術」に、脳科学を学んだ藤木先生が科学的根拠を加えて確立したものが、みなさまにご紹介している「嘉祥流観相学」なのです。


「人生は運が支配する。運は顔が支配する。顔は脳が支配する」



 これが、嘉祥流観相学の神髄です。顔は、脳の看板なのです。不思議でもなんでもありません。優しそうな顔つきをしている人は実際優しい人が多いですし、意地悪そうな顔の人は、実際そのような部分を持っていることが多いのが現実です。



 このように、頭で考えていることは顔つきにはっきりと現れ出るのです。そして、優しそうとか、明るいとか、人に良い印象を与える顔の人には、運が寄ってくるのです。



 また、人に与える顔の印象というのは、もともと持っている遺伝的なものだけではなく、自分でつくりあげていくものなのです。


 ですから、いま、たとえば「暗」の顔をしている人でも、考え方を変えれば「明」の顔に変えることができるのです。



 私たちは毎日毎日、目覚めます。これが観相学でいう「自覚」です。


 朝起きて、新しい自覚から一日が始まるということを頭に置くだけでも、脳は明るい状態になります。


 人間はみんな平等で、生まれた瞬間から、毎日生まれ変わっています。その月日のあいだに、それぞれの個性が生まれ、多くの縁を得て成長していくのです。



 まずは、毎日ご自分の顔を鏡で見て、お顔に現れている自分自身をよく知ること。これがもっとも大事なことだということを忘れないでください。そのためには、「脳が顔をつくっている」ということを十分ご理解いただき、ラッキーな顔になりましょう。


 考え方を変えると顔が変わり、その顔が運命をつかさどっていくのです。すべて、理にかなっていることなのです。



 私の嘉祥流観相学の大導師としての役目は、脳相を「明」に切りかえ、「運」を味方につけることにより、いくつになっても幸せで健康な人生を歩んでいただく方法をお伝えすることだと思っています。



 この本をきっかけに、みなさまが素晴らしい運を呼び込むいいお顔になり、幸せになっていかれますことを、心から願っております。



一般社団法人 嘉祥流観相学会 大導師 岡井浄幸  

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