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他人が必ず、あなたに従う 黒すぎる心理術(文庫版)
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生き方・教養
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はじめに

『他人が必ず、あなたに従う 黒すぎる心理術(文庫版)』
[著]ロミオ・ロドリゲス・Jr. [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
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 マインドコントロール、洗脳、人心掌握術。どのキーワードを取っても黒いイメージしかなく、きっとあなたも少し距離を置いてしまうのではないでしょうか?


 けれども、世の中で起こる犯罪の多くには、このような心理術が実際に使われているのです。監禁や軟禁事件、カルト教団への傾倒、リーダー格の人間による支配で行われる殺人事件の数々、これらのケースをひもとけば、数多くの黒すぎる心理術が使われていることは否定できない事実なのです。


 このような事件が後を絶たないのは、ひとえに人々が心理術に対抗できる(すべ)を持っていないからだと、私は確信しています。犯人がナイフを持って襲ってくるとき、真っ先に必要なのはナイフに対する防御術であって、警察に連絡をするということではないのです。


 2012年に発覚した「尼崎連続変死事件」の犯人に接見した若手弁護士が、長時間密室で話をし、無意識のうちにマインドコントロールされかけたという事例があります。これは、防御術を知らないまま接見に臨んだからです。また、オウム真理教のエリート上層部の人間も、教団のトップであった(あさ)(はら)(しよう)(こう)によるマインドコントロールのカラクリを最初から理解していれば、あのようなテロを起こすことはなかったのです。



 ただ、ここで一つ理解していただきたいのですが、これらの技術は悪用されてはいますが、決して悪い技術ではないということです。ナイフと同じで、果物を()くときに使うのか、それとも人を殺すときに使うのかは、その人次第であり、全ては使い手の意思に任されているということです。


 アメリカでは銃の所持が認められていますが、自衛のために使うのか、それとも人を殺すために使うのかは持っている人の意思なのです。もちろん犯罪に使うと罰せられますが、それでも銃による犯罪がなくならないことを考えると、いかに人間の意思が弱いのかおわかりになると思います。



 私の好きな映画に「スター・ウォーズ」があり、本編の中で随所に現れる「フォース」という力があります。


 平和を守るために使われるフォースもあれば、悪に使うフォースもあります。どちらも力の根源は同じなのですが、結局は使い手の意思に任せられるわけです。



 私は人の心を操り、操作をするメンタリストを(なり)(わい)としています。経験上よくわかっていることですが、人は簡単にだまされます。簡単に操作され、簡単に洗脳されてしまいます。信じやすい人はたやすく、懐疑的な人であっても、やり方を変えれば必ずだまされます。そして、絶対に自分はだまされないと思っている人ほど、確実にだまされてしまうのです。


 メンタリストはあくまでもパフォーマンスでだますのですが、現実の世界では詐欺師や犯罪者がその技術をいかんなく発揮することでしょう。心を操るのは何も難しいことではないのです。


 本書はあえて心理術の黒い部分にフォーカスしました。その強烈なパワーを理解した上で、あなたの生活、そしてビジネスライフに活かしていただきたいのです。


 あなた自身が心理術を悪用する人間の()(じき)になって被害に遭わないためにも、この本に書かれている黒い心理術の数々を学んでおいてください。



 本書は正しく使えば、相手の心を上手に読み取り、人間関係を円滑にするものです。随所に人間関係の改善、状況の打破、そして相手との関係性を最高のものにしていく技術がちりばめられています。


 しかし、注意点があります。井戸を覗き込むと、井戸の下からもあなたが見えるように、このダークサイドを覗き込むと、ダークサイド側にもあなたのことが見えてしまいます。どうかこの闇の世界に引き込まれないように、できれば防御のため、そして大切な人たちのために使ってください。


 くれぐれもあなたが闇の住人にならないことを祈っています。


 では改めて、「黒すぎる心理術」の世界へ、ようこそ!


ロミオ・ロドリゲス・Jr.

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