『他人が必ず、あなたに従う 黒すぎる心理術(文庫版)』
[著]ロミオ・ロドリゲス・Jr.
[発行]PHP研究所
明らかに相手の機嫌が悪くなっているのに、なかなかそれに気がつかない人がいるものです。そういう人は相手の表情の変化に気がついていないか、自分の話す内容に夢中になっていることが原因です。
人によってはいろいろな反応の仕方がありますが、一つだけ、万国共通、誰の顔にも表れる反応があります。それは嫌悪感を表す表情で、上唇の両端が一瞬釣り上がることです。もしあなたの目の前にいる人がこの表情を浮かべたら、すぐに会話を切り上げることをお勧めします。