『英語がニガテで高校時代に「E判定」だったボクが超有名大学へ進学しカリスマ英語講師になってTOEIC(R) L&Rテストで満点を89回もとった 超効率! 英語勉強法』
[著]森田鉄也
[発行]すばる舎
◆落ちこぼれのボクが生まれ変わったあの日
「Hello, there!」
こんな文句で始まるボクのYouTubeチャンネル。Morite2 English Channelの登録者数は5万人以上、総再生回数は850万回を超えました(本書執筆現在)。
予備校講師としても多忙な毎日を送っています。これまでに3万人以上の社会人や学生の皆さんに、TOEIC(R)L&Rテスト(以降、「TOEIC」)を中心に英語を教えてきました。
そんなボクですが、以前は誇れるものが何もありませんでした。
運動はできない、趣味もない、特技も熱中できるものも何もない。テレビでお笑い番組を見ているときと寝ているときが幸せという人間でした。
ボクの人生が変わったのは予備校で英語の授業を受けたときです。
英語にニガテ意識を持ち始めていたボクは、「なんてわかりやすいんだ!」「なんて面白いんだ!」と衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
すぐに「将来この仕事をするんだ!」と決めました。
有名な先生ほど高学歴で、「ボクもいい大学に行かなければ」という使命感も湧いてきました。
しかし、大学の志望校がE判定という現実──、今の学力じゃ無理、周囲もそう思っていたでしょう。
それでもあきらめきれないボクは、「何か方法があるはずだ」と手段を調べ始めます。
その中で一番自分に合う、効率的な勉強法を考え抜き、本書の原点とも言えるメソッドを確立。
また、進路についても、「最終的に東大に行こう」と考え、まずはニガテな国語が試験科目にない慶應義塾大学(以降、「慶応大学」)に入り、大学院から東大に入ろうと決めました。
そこからは徹底的にムダをなくし、ポイントを押さえた勉強法を実行し、慶応大学に受かり、その後東京大学大学院へも進むことができました。その間、さまざまな苦労がありましたが、長くなるのでここでは割愛します(気になる方はボクのYouTubeを観てみてくださいね)。
勉強して本当によかった。心からそう思いました。
「ボクには根気よく勉学を続けるという才能があるんだ」
「やっと自分が輝けるときがきたんだ」
そして、もう1つ、自分が輝けるきっかけを与えてくれたのがTOEICです。
◆TOEIC満点を目指すキッカケ
ある日、大学のゼミでTOEIC満点と985点のスコアを持つ2人の先輩に出会いました。
「TOEIC満点の人が本当にいるんだ!」と当時のボクはかなり驚きました。
他にも、さまざまな授業に帰国子女や留学経験者がいて大きな刺激を受けるうちに、「ボクも英語ができるようになりたい」という気持ちが強くなりました。
そこで、留学を決意したのです。
学費や生活費といった留学費用を、すべて自分で払うため、アルバイトをいくつも掛け持ちしました。
集団塾、個別指導塾、家庭教師、スーパー、居酒屋、イベント会場設営、パソコン販売員……。
そして300万円以上貯まり、念願のアメリカ留学へ。
本場の英語に悪戦苦闘しながら、一生懸命勉強しました。
現地で多くの友達を作り、勉強するときも遊ぶときもとにかく英語を使うようにしました。
その甲斐あって英語はみるみる上達。
1年の留学を終え帰国したボクは、TOEICで力試しをしようと決めました。
受けてみると、「あれ!? 聞こえる。読める」という感覚。
なんと、結果は920点!
「これは満点を取れる」と確信し、その後1年で、満点に到達することができました。
◆「990点」で人生が激変!
そこからTOEIC満点の講師しかいないTOEIC専門校で教え始め、本の著者デビューも果たしました。満点は89回となり記録更新中です。
TOEICのおかげで人生が激変したのです。
教える側になると、進級や昇進などTOEICを必要とするさまざまな人を教える機会に恵まれました。
TOEICのスコアアップをきっかけにどんどん輝いていく人を目にすることができました。
きちんとした勉強法を知っていれば、誰でも点数を伸ばすことができるのがTOEICです。
この本を手にとっているということは、TOEICの点数がなんらかの理由で必要な人たちだと思います。
本書でその勉強法を知り、輝いてみませんか?
忙しい人でも、勉強が続かない人でも、大丈夫。3万人以上に教えてきた実績と、自分の経験をもとにした、スキマ時間で効率的に成果を出せるコツをお伝えします。
TOEICは誰もが目標を達成できる可能性を持っています。
さあ今すぐ一歩を踏み出しましょう。
森田鉄也
※本書に記載のあるTOEIC(R)L&R TESTに関する情報は、IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が運営するTOEIC(R)公式サイトを参考にしています。最新情報は、下記を参考にしてください
https://www.iibc-global.org/
※本書掲載の図表は、IIBCが作成した資料をもとに、著者と出版社が独自の見解によって再編集・制作したものです
※本書で紹介する『頻出英単語』は、特に記載がない限り、『990点連発講師が教える TOEIC(R)L&Rテスト 頻出英単語』(森田鉄也著、小社刊)を表しています
※本書で紹介する教材やアプリなどの価格は、本書執筆時点の情報です
※本書に登場する商品名やサービス名、試験・資格などの名称は登録商標です。煩雑さを避けるため、一部の名称には(R)やTMは記載していません