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中学生の「やる気」は親しだい! 子どもを信じて見守る
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教育
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(1) 中学生の頭の中

『中学生の「やる気」は親しだい! 子どもを信じて見守る』
[著]谷あゆみ [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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 お子さんが中学生になってから変わってしまったと思ったことはありませんか? 小学生のときは学校のことや友だちのことをよく話してくれたのに、中学生になってからは話してくれなくなった。部屋に閉じこもるようになった。ちょっと何か言うと、反抗するようになった。「うざい」「ババア」など、ひどいことを言うようになった。ちっとも勉強しなくなった。そんなお子さんの変化に()(まど)いを感じていらっしゃるかもしれません。「まるで宇宙人みたい!」と思っている方もいらっしゃるでしょう。


 そこで、現役中学生のみなさん(主に中学校二、三年生。一四二人)にご協力を願って、親子のコミュニケーションの現状や、親に望む接し方についてのアンケートに答えてもらいました。比較のために小学生のみなさん(小学校五、六年生。三七人)にもアンケートに答えてもらいました。


 選択式の質問だけでなく、記述式の質問も多く用意したのですが、そこでまず小学生と中学生の大きな違いがありました。小学生は全体的に()()()に答えてくれて、記述式の質問にも(てい)(ねい)に答えてくれている子が多いのですが、中学生は答え方が雑です。アンケートに答えること自体が面倒なのか、「特になし」という答えや空白が目立ちました。小学生のように、大人に言われたことをすんなりと受け入れて行動する年代とは違うということを、証明しています。面倒くさいという気持ちももちろんあるのでしょう。しかし、おそらく自分の損得をしっかりと考えているのだと思います。自分の得になることならやってみるけれど、そうでないことに不要なエネルギーはかけないということでしょう。


 アンケートの最後で、頭の中で考えていることの割合を円グラフで表現してもらいました。円グラフを見て、気づいたことがあります。


 頭の中で考えていることの割合は、人それぞれ大きく異なります。部活や趣味がほとんどを占めている子もいれば、芸能人のことが大きな割合を占めている子もいます。勉強、進路、受験、友だち、ゲーム、パソコン、恋愛など、いろいろなことをたくさん考えている子もいます。人によってさまざまです。そんななかで一点、小学生と中学生で大きく異なる点がありました。それは、中学生になると「家族」の割合がほとんどなくなるという点です。


 小学生は三七名のうち二八名(約七六パーセント)が、「家族」という項目を入れています。「おじいちゃん」「おばあちゃん」と書く子も何人もいました。ところが中学生になると、「家族」と答える子は一四二人のうち一六人(約一一パーセント)になります。一六人のうち一二人は、お父さん、お母さんのことを「尊敬する」または「大好き」と答えています。

家族」の項目がなくなった代わりに、「友だち」「部活動」「恋愛」「自分」「進路」「勉強」「受験」という項目が加わっています。ここからわかることは、中学生の子どもたちは、宇宙人になったのではなく、視野が広がっていき、身近な家族への内向きの視野よりも、未来や人間関係などの外向きの視野に変化しているということです。そのため、思い悩むことも増えていることでしょう。中学生の親として、まずはこのことを頭に置いたうえで、わが子を見つめてみてはいかがでしょうか。

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