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「話す」は1割、「聞く」は9割(大和出版) どんな人とでも会話が途切れない究極の方法
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生き方・教養
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STEP3 会話がスムーズに始まる「きっかけ作り」

『「話す」は1割、「聞く」は9割(大和出版) どんな人とでも会話が途切れない究極の方法』
[著]丘村奈央子 [発行]PHP研究所


読了目安時間:16分
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 前掲で紹介した聞き方のピラミッドのうち、STEP1・21層目の重要性と作り方について述べました。心理的な問題を解決したら、次は技術的な問題です。


 そのためにはまず、どんなものが「よい会話」「悪い会話」なのかを区別する必要があります。目指す形を知って、いつも再現できるように意識すればよいからです。



 Aさんが質問してBさんが答える会話について、次の図を見てください。



「よい会話」と「悪い会話」にはそれぞれ一定のパターンがあります。



 悪いパターンは一問一答型です。


 Aさんの質問に対してBさんが答え終わると、流れが一度リセットされてしまう会話です。Aさんは1つ目の質問と全く関連しない2つ目の質問をしてしまいます。


 Bさんが2つ目の質問に沿った回答を返しても、また会話がリセットされます。Aさんの3つ目の質問は、1つ目とも2つ目とも全く関連しない内容になるからです。


 ブツ切りのやり取りがずっと続いてしまうパターンです。


Aさん「好きな食べ物は何ですか」 → Bさん「ホットケーキです」

Aさん「休日は何をしていますか」 → Bさん「映画を観ます」

Aさん「どちらのご出身ですか」  → Bさん「東京です」



 質問して答えてもらう、というキャッチボールではありますが「会話」とは言えない状態です。このときのBさんの心理はどうでしょうか。


 おそらく「せっかく考えて答えているのに、全然答えを聞いてもらえていない」と不満が溜まります。残念ながら、これでは「よい会話」になるはずがありません。


POINT

ブツ切りのやり取りは会話ではない



 では反対に「よい会話」とはどんなものでしょうか。ここで前掲の図を再確認してください。「よい会話」で目指すのは左のグラデーション型です。



 Aさんが質問してBさんが答えるのは同じです。


 違うのは、Aさんの次の質問がBさんの直前の回答に関連している点です。つまり「得た回答と地続きの質問」をします。回答と質問の内容が少し重なるのです。


Aさん「好きな食べ物は何ですか」

Bさん「ホットケーキです」

Aさん「よく食べるんですか」(ホットケーキ、という回答に絡めた質問)

Bさん「週に2回は食べています」



 悪いパターンでは、Bさんが答えた「ホットケーキ」という回答は置いてけぼりでした。せっかく答えてくれたのにどこにも反映していません。


 しかし、よいパターンではAさんが答えと関連する質問をしています。ホットケーキという内容を受けた後も次の話題が離れていません。


 会話例ではBさんが回数を教えてくれたので、それを受けた質問をします。


(前の会話を受けて)

Aさん「家でも作るんですか、お店で食べるんですか」(週2回、に絡めた質問)

Bさん「カフェで食べることがほとんどです」

Aさん「へええ、お気に入りのお店はありますか」(カフェ、に絡めた質問)

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