読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-2
kiji
0
0
1297280
0
中国人とは何者か 日本人は永遠に理解できない?
2
0
0
0
0
0
0
人文・科学
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
1 阿片戦争は新旧帝国主義の争い

『中国人とは何者か 日本人は永遠に理解できない?』
[著]小笠原茂 [発行]PHP研究所


読了目安時間:8分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ

対外侵略をくりひろげてきた清帝国


 最近の中国、つまり中華人民共和国はことあるごとに日本に対して「歴史認識」の誤りを指摘し、「歴史認識」を正せと言い募る。しかし「歴史認識」はそれぞれの国の歴史の見方であり、一方的に中国の言い分のみが正しいとは限らない。


 たとえば東アジアの近現代史は、西欧日露の帝国主義によって清国、つまり中国の領土が(さん)(しよく)されたことに始まる、というのが中国側の主張である。その典型的な例は「阿片戦争」で、中国はイギリスの帝国主義に破れ、香港を割譲した。この阿片戦争(一八四〇~四二)をもって近現代史の(こう)()とするというのが、中国側の「歴史認識」なのである。つまり被害者としての中国が最初に来るのである。


 しかし、阿片戦争はもっと複眼的に見るべきではないか。また阿片戦争以前の清は、逆に隣国に対する侵略者であり、帝国主義そのものではなかったか。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:3367文字/本文:3760文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次