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(2021/11/26 追記)

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おカネは、貯金に頼らずに守りなさい。(きずな出版) 「将来が不安……」がなくなる唯一の具体的方法
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経済・金融
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第3章 結局、お金持ちは「コレ」をやっている

『おカネは、貯金に頼らずに守りなさい。(きずな出版) 「将来が不安……」がなくなる唯一の具体的方法』
[著]田口智隆 [発行]PHP研究所


読了目安時間:29分
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 いよいよ本章からは、具体的に資産を築いていく方法をお伝えしていきます。

「お金のストレスフリー」を実現した人は、「貯金バカ」と何が違うのでしょうか。


 結論、お金持ちは「貯金」ではなく「投資」をしています。


 銀行にお金を預けたままだと、金額は微増(本当にわずか!)するものの、実質的なお金の価値は下がっていきます。だからこそ資産を築く人は、貯金に頼るのではなく、自らお金を増やすアクション(=投資)をとるのです。


 ところが、日本において実際に投資をしている人は少数派です。


 第1章で、日本人は約1900兆円の個人金融資産のうち53・3%を現金・預金、28・6%を保険・年金が占めているといいました。株式は10・0%、投資信託は3・9%で、投資にまわされている資産は、計13・9%にすぎません。


 一方、アメリカの現金・預金の割合は12・9%でした。


 これらの数字の違いは、金融資産や所得の差を生む結果となっています。


 1995年から2015年の20年間で、アメリカの家計の金融資産は3・11倍に増加しています。一方、日本はたったの1・47倍です。ちなみにイギリスは2・27倍(図7参照)。




 日本の金融資産の増加額はアメリカの半分にも及ばなかったのです。


 次に運用リターンによる金融資産の推移を見てみると、アメリカは2・32倍なのに対して、日本は1・15倍。


 つまり、日本では、投資によって増えた資産は20年間でほんのわずかだったということです。


 この数字は、日本の金融資産が貯金に偏っていることを示しています。


 もうひとつ、図8をご覧ください。




 これも金融庁から発表された「日米の家計所得の推移」というデータです。


 このデータからわかるのは、アメリカでは勤労所得と財産所得(不労所得)の割合がおよそ31であるのに対し、日本ではおよそ81だということです。なお、財産所得とは、株式や投資信託、不動産などから入ってくる収入のことです。


 たとえば、アメリカでは総収入800万円の場合、そのうち200万円は財産所得(不労所得)ということになります。


 日本では総収入800万円の場合、財産所得は90万円にも及びません。これは平均の数字なので、現実には財産所得がゼロという日本人はたくさんいます。


 つまり、日本人はアメリカ人に比べて勤労所得への依存度が高いといえます。自分で働いてお金を稼がないといけないのです。



 これが何を意味するかというと、日本人はせっせとお金を貯めているだけで豊かさを実感しにくいということです。


 勤労所得への依存度が高いということは、つねに働き続ける必要があるということ。欧米のように長期休暇をとってバカンスを楽しむことも、早期にリタイアして第二の人生を謳歌することもむずかしくなります。それどころか、65歳を超えて身体が動かなくなるまで働き続けなければならないのが現実なのです。


 一方、アメリカ人は、一定の不労所得があるので人生の選択肢が広がります。休暇もとりやすくなりますし、仕事を減らして家族との時間を増やすことも可能です。


 同じ年収800万円でも、不労所得が多いアメリカ人のほうが生活の質が高くなり、幸せを実感しやすいのです。


 じつは日本人のお金持ちも、アメリカ人と同じように、貯金ではなく投資にお金をまわすことで資産を増やしています。不労所得の割合を増やすことによって、お金のストレスフリーを実現しているのです。私自身もまさに、投資による不労所得を増やすことによってお金のストレスフリーの状態を手に入れました。

「貯金を投資にまわせと言われても、なんだかむずかしそうだ……」と感じる人も多いかもしれません。


 それは、これまで日本人の金融リテラシーがそれほど高くなかったからです。


 投資に関する正確な知識が十分になかったから、むやみに金融商品を毛嫌いし、貯金に頼り切っていた、というのが現実ではないでしょうか。


 個人的な経験からいえば、アメリカ人の金融リテラシーが特別に高いとは思えません。一般的なアメリカ人が経済や投資の情報をたえずチェックしている、ということは考えにくいでしょう。


 ただ、アメリカには一般人でも手を出しやすい金融商品のラインナップがそろっていました。金融リテラシーがほどほどでも投資をしやすい環境が整っているのです。


 現在、日本の投資環境もひと昔前と比べてだいぶ改善され、一般人でも投資をしやすい商品ラインナップもそろってきました。


 あとは投資に関するリテラシーを身につければ、普通の日本人でも不労所得を得て、お金のストレスフリーに近づくことができるのです。



 お金持ちは、お金を銀行口座ではなく、どこに置いているのか?


 お金を増やす「道具」として何を使っているのか?


 そろそろ答えをあきらかにしましょう。


 資産を増やして、「お金のストレスフリー」を実現している人は、貯金ではなく、投資をしています。


 もっと具体的にいえば、「投資信託」を買っています。


 私自身もそうですし、私のまわりで確実に資産を築いている人の多くは投資信託を中心に資金を運用しているのです。

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