海外の調査ではありますが、エビデンスの感じられる調査数や工夫を凝らして事実を拾い上げようとする姿勢、具体的な調査内容を用いて、これまでうやむやにされてきた、身近でこそ起こりうる悲劇の事実を明らかにし、このようなことを撲滅したいという強い想いの感じられる内容でした。

下手な慰めや精神論より、自分はこのような世の中の仕組みから被害にあった、被害者であると感じ取ることができるかもしれません。

もしかしたら、ごく僅かでも救われるための一歩目の道標にもなるのではないか、そして辛い思いをされた方だけでなく、被害に遭わない為にも、加害者を出さないためにも、皆が知っておくべき内容だと感じました。