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相手に「伝わる」対話術
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生き方・教養
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第4章 ポジティブなメッセージ

『相手に「伝わる」対話術』
[著]山本衣奈子 [発行]ワニブックス


読了目安時間:11分
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気持ちよくできる言葉を選ぶ




 よく効率化という言葉を聞きますが、効率化への第一歩とはなんでしょう。もちろん、「やり方を考えること」だと思うかもしれません。でも、「やる人が気持ちよくやれる状況を作ること」こそが、効率化への第一歩です。


 気持ちよくやってくれていたら、それだけで効率的に進む可能性が上がるのです。

「お前でいいからやっておいて」と言われて、よろこんでやる人はいません。つまり、どういうニュアンスの言葉を使えば、少しでも前向きに取り組めるかが重要なのです。


 例えば、

「これ、誰かに頼もう。あ、お前に頼んでいい? お前だと安心だわ。いいかな」


 ぐらいであれば、

「ああ、わかりました」


 って、案外素直に言えるかもしれません。


 結果として、ムカムカ、イライラの要素が少ない分だけ、効率的に進む可能性を上げるのです。


 そんなに大きな違いではありません。でも、わずかな一言の違いを聞き手はけっこう敏感に受け取っているのです。


 そもそも人は、自分に向けられたポジティブなメッセージには、前向きな反応を示そうとするという条件反射を持っていると言われています。


 ここに大きく関わってきているのが、心理学でいうところの「自己効力感」です。これは、自分にはできると信じている力のことです。その根底は、自分で決めて自分でやりたいという欲求です。


 つまり、命令されたいと思っている人は、誰ひとりとしていないということです。否定されたいと思っている人も誰ひとりとしていません。


 ところが、つい他人の行動を覗くと、つい命令や否定で動かそうとしてしまいがちです。なぜなら、言葉が見つけやすいのです。


 例えば、廊下を走る人があとを絶たない。だから、廊下に「廊下を走るな」と貼り出します。では、これで効果が出るかというと、この理屈からいってあまり効果は出ません。否定、命令からは反発が出やすくなります。

「何これ、誰が言ってんの?」


 と言う人が出やすくなるのです。

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