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中国人に学ぶ「謀略の技術」 情報戦――せめてこれだけは知っておきたい
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第三章 『孫子』の教えるスパイ活動

『中国人に学ぶ「謀略の技術」 情報戦――せめてこれだけは知っておきたい』
[著]福田晃市 [発行]PHP研究所


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一、スパイ活動は五種類ある


 中国兵法の代表と言えば「孫子の兵法」ですが、朱甲は、その「孫子の兵法」に学び、こう書いています。



 スパイ活動の方法を言うなら、『孫子』に述べられている五間が最も精妙であり、最も透徹している。

(よう)(かん)(ほう)(ろん)ずるに、孫子の言う所の()(かん)、最も(せい)()(しよう)(じん)()す)



 五間とは、(きよう)(かん)(ない)(かん)(はん)(かん)()(かん)(せい)(かん)の五つを言います。


・郷間は、敵の身近にいる人間(敵国の住民など)を利用するスパイ活動です。

・内間は、敵の内部にいる人間(敵国の役人など)を利用するスパイ活動です。

・反間は、敵のスパイを利用するスパイ活動です。

・死間は、だれかを犠牲にしてスパイ活動をおこなうものです。

・生間は、生還を前提にしてスパイ活動をおこなうものです。



 それらについて、個別に紹介すると、次のようになります。なお、ここでは、五間のおおよそを紹介するにとどめ、こまかな事例などについては、あらためて第二部で紹介します。


(一)郷間を使う


 郷間は、敵の身近にいる人間(敵国の住民など)を利用するスパイ活動です。


 その内容について、朱甲は、『(じゆう)(いつ)()(ちゆう)孫子』の言葉を引用し、こう書いています。



 敵国の住民は、敵国の内部事情を知っている。そこで、その人たちをスパイ活動に利用すれば、敵情を察するのに便利だ。

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