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[イラスト図解]〈小笠原流〉日本の礼儀作法・しきたり 「なぜ」がわかればすぐ身につく!
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生き方・教養
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1 小笠原流「胴づくり」はすべての動作の基本

『[イラスト図解]〈小笠原流〉日本の礼儀作法・しきたり 「なぜ」がわかればすぐ身につく!』
[著]柴崎直人 [発行]PHP研究所


読了目安時間:2分
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背骨のS字をくずさないように、下半身との動きをうまく連結させる


◉─胸を張るのが
正しい姿勢とはかぎらない


 学校教育の場では、「胸を張れ」とか「背中を伸ばせ」と指示して生徒の姿勢を正そうとする教員が少なくありません。これらの指示が間違っているわけではないのですが、生徒に誤解を与える恐れがあるので注意して使用する必要があります。


 では、正しい姿勢とはどのようなものでしょうか。


 その場で動かずにじっとしていればともかく、跳んだり、はねたり、走ったり、といった動きをすると、頭部の重量を受けとめるため、背骨には凄まじい力と衝撃が加わります。その衝撃は頭部を直撃して、脳にダメージを与えます。ボクサーの職業病ともいわれるパンチドランカー症状が、立って歩くという行為だけで発生しかねません。


 それを避けるためでしょうか、背骨は衝撃を吸収、放散させるような形に変容していきました。それが、S字カーブなのです。

◉─体の動きを一体化させるには、
腰のかまえが重要


 S字カーブに従った体のラインの特徴は、背中の腰の部位が前方腹側に押し出されたようにえぐれることです。この体のラインをつくるためには、でんを背中に折りつけるような心もちで上方に上げつつ、上体を天頂方向に引き上げます。そうすると、自然にあごがひかれて、体の重心線が天頂から地球の中心までの線に重なります。


 この姿勢を、小笠原流では「胴づくり」と呼びます。この姿勢から、膝と上体を曲げてストックをもてばスキーの姿勢ですし、足を開いてバットを握れば野球のバッターの姿勢です。もっと足を開いて前傾を深くしてキューを握ればビリヤードの姿勢です。


 この「胴づくり」を原型にすることで、目的に応じた自然な動きをすることができるのです。肝心なのは、上半身と下半身を連結させる腰の部分ということになります。体の動きを一体化させるには、腰のかまえが重要なのです。これは、およそすべての芸事やスポーツにも通じることでしょう。


 背骨のS字をできるだけくずさないようなフォームを保持して、下半身との動きをうまく連結させることが、体の各部の動きをもっともロスなく伝達することになるのです。


 体の各部の動きを自然に、しかもムダなく伝えることのできる姿勢が「正しい姿勢」といえます。

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