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イタリア好きの好きなイタリア
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第一章 リグーリア フォカッチャ・ディ・レッコが愛される理由

『イタリア好きの好きなイタリア』
[著]松本浩明 [著] 萬田康文 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:8分
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リストランテでフォカッチャ



 リグーリアでは、必ずといっていいほど朝食のテーブルにフォカッチャが並ぶ。リグリ(リグーリア人)にとってフォカッチャは特別な食べ物だ。


 フォカッチャは、イタリア料理にくわしくない人でもご存じだろう。少し厚めの、ふかふかしたイタリアのパンだ。上にオリーヴや、ドライトマトなどが乗っていることもある。イタリアの中でもリグリは本当にフォカッチャをよく食べる。

「でも、レッコのフォカッチャは、それとは違うんです」


 そう言いながら三詠(みえ)さんは、それがどんなフォカッチャなのかは教えてくれない。食べてみてのお楽しみということだろうか。


 三詠さんは、イタリア在住の料理人。ご主人のジュゼッペさんはリグーリア出身で、ワインのエクスポートをしている。おふたりには、『イタリア好き』のリグーリア特集取材の案内役をお願いしていた。



 ジェノヴァから東へ海岸線を少し下ったところにレッコという町がある。


 ここには独自のフォカッチャ文化があり、お店もたくさんあるらしい。三詠さんはそのフォカッチャ自体がどんなものかは教えてはくれないけど、その話しぶりから、レッコのフォカッチャが特別なものだということはわかってきた。


 おまけにその日、夕食で訪ねる店は、リストランテだという。リストランテというからには、それなりの店なのだろうが、フォカッチャが名物のリストランテ? フォカッチャってリストランテのスペシャリテになり得るものなのだろうか? と疑問符が次々に浮かぶ。

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