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完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン(KKロングセラーズ)
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くらし
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第五章 環境を破壊しないヴィーガン・ライフスタイル

『完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン(KKロングセラーズ)』
[著]垣本充 [著] 大谷ゆみこ [発行]PHP研究所


読了目安時間:13分
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──垣本 充



ゴア副大統領とパチャウリ博士にノーベル平和賞



 環境面では、国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長で、二〇〇七年に当時のゴア米国副大統領と共にノーベル平和賞を受賞したパチャウリ博士は「肉の消費量を減らせば、地球温室効果ガスを効果的に減らせる」と主張しました。


 その内容は、牛などが直接出すメタンガスに加えて、食肉産業による牧場づくりのための熱帯林の伐採や、飼料や肥料の生産や輸送などで排出する二酸化炭素()などは温室効果ガス全体の約一八%になり、この割合は自動車などの輸送機関で生じる温室効果ガス一三%(IPCC試算)を上回るというものでした。



 パチャウリ博士の提言をうけて、二〇〇九年六月に英国ロンドンでポール・マッカートニーがミートフリーマンデー(肉なしの月曜日)、すなわち、週に一日、肉を食べないことで地球温暖化を防止させようと、この運動を始めました。


 私たち日本ベジタリアン協会も同年一二月にパチャウリ博士の推薦を得てこの運動を国内で始め、現在、ミートフリーマンデー・オールジャパンにこの活動は継承されています。


 そして、そのヴィーガン急増の流れを受けて、米国CNNが今年(二〇一七年)四月、そのウェブサイトにコロンビア大学准教授でジョンズホプキンス大学准教授を兼任するジョージ・C・ワン博士の「ヴィーガンになって世界を救おう!」と題したメッセージを公表しました。



 ワン博士は近年の世界的規模の異常気象など気候変動に問題があるのは畜産業であり、それは自動車産業などによる化石燃料の大量消費より環境負荷が大きいと指摘します。


 また、世界の穀物の三五パーセントが家畜の飼料に供給される間に、地球上では多くの人たちが飢えで苦しんでいるのです。


 同時に、アマゾンにおいて切り倒されている土地の八〇パーセントは、肉牛の放牧など畜産業に起因しています。


 ワン博士は可能な食事解決策を調査し続け最終的に、「ヴィーガン食は温室効果ガス排出を減らすための最も効果的な食事法」であると主張します。(著者によるCNN記事概訳)



 このような、ワン博士の主張を米国の有力メディアの一つであるCNNが取り上げたことは重大な出来事です。


 ワン博士のメッセージは、日本ベジタリアン協会が標榜する「人と地球の健康を考える」と共通した、ベジタリアニズム、ヴィーガニズムの重要性に繋がることだと言えます。

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