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BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは
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人文・科学
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04 分子の世界から捉えるモチベーション

『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』
[著]青砥瑞人 [発行]ディスカヴァー・トゥエンティワン


読了目安時間:14分
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  ドーパミンとノルアドレナリンの違いを知る



 脳の中で合成される化学物質を神経伝達物質という。ここで、モチベーションに直接影響を与える二つの神経伝達物質をご紹介したい。


 神経伝達物質の観点からモチベーションを捉えるうえでは


 ① 神経伝達物質そのものがモチベーションを高めるような内部環境の変化をもたらす


 ② 神経伝達物質の放出によってそのときの状況を脳に記憶として保存させる


 ③ 神経伝達物質によって変化した記憶の状態が、次に神経伝達物質を放出するときのありように影響を与える


 という点を理解しておくことが重要である。神経伝達物質と記憶との相互関係のなかで、我々のモチベーションの仕組みは成り立っている。



 モチベーションに関連する神経伝達物質として重要なものは二つある。一つはドーパミン、もう一つはノルアドレナリンである。どちらも我々の行動を誘導するとともに、アテンション(注意)にも影響を与え、パフォーマンスを大きく左右する。


 ドーパミンは、基本的に「SEEK(探し求める)」するための情動と説明されることが多い。つまり、シグナルや情報に向かわせるときに放出される。一方のノルアドレナリンは「Fight or Flight(闘争または逃走)」に役割を果たす交感神経と連動して放出されることが多い。どちらも行動を誘引する役割を果たしている。



 図6は、ドーパミンとノルアドレナリンのモチベーションに関わる役割を説明している。我々の行動の誘引は、意図した(Preferred)方向性もあれば、意図しない(Non-Preferred)方向性もある。つまり、やりたいことをやっていることもあれば、そうでないこともあるということだ。

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