『120歳まで「悩まず」に元気に生きる方法(KKロングセラーズ)』
[著]浅川雅晴
[発行]PHP研究所
新芽が伸びる季節、癌の検査をしよう
八重桜が残り少なく、春の終わりを告げている。青い空に濃いピンク色の八重桜。足元でさつきが咲いている。目にも心にも晴れ晴れする五月。
何も楽しい約束はないが、何か、良いことがある予感が、そよ風に乗ってくる。
毎朝、犬を連れて、緑が美しい公園に立ち寄ってから出勤する、朝のいっときが自分だけの安らぎの時である。
晴れた日は、楽しいのだが、雨の日は出勤前に服が濡れる。犬も濡れて手間がかかる。
五月は、癌の検査を受けよう。植物を見てわかるように、一日で二センチでも新芽が伸びている。植物も人間も四月頃から五月にかけて活動期に入る。
良い面では身長が伸びたり、また学童期後半は月経(生理)が始まったりする。
悪いことで言うならば、傷んだ細胞が癌になったりする恐れが考えられる。四月、五月に産み出された癌の細胞。生命をもつ植物や人間も活動期に入っている。そこで、癌の進行が早くなるケースが考えられる。
そうしたことからも、癌検査を受けていただきたい。